
もはや「ブルペン陣の残酷史」と言っても過言ではない。ロサンゼルス・ドジャースが今シーズンを前に獲得した抑え投手のエドウィン・ディアスが、手術を受け、後半戦の復帰を目指すことになった。
MLB公式サイトは21日、「ディアスは来る23日、肘の遊離体除去手術を受ける予定だ」とし、「シーズン後半戦の復帰が見込まれるディアスは負傷者リスト(IL)に入った。ドジャースはディアスの代役として、左腕投手のジェイク・エダーを昇格させた」と伝えた。
メジャーリーグ(MLB)で10年目となるディアスは、通算527試合で29勝36敗、防御率2.61、257セーブを記録しているトップクラスの抑え投手だ。昨シーズン、メッツで6勝3敗28セーブ、防御率1.63を記録したディアスは、シーズン後にフリーエージェント(FA)資格を取得し、ドジャースと3年6900万ドル(約1015億ウォン)で契約した。

シーズン最初の5試合の登板で4セーブ、防御率1.80を記録していた頃は順調に流れているように見えたディアスのシーズンだが、今月11日のテキサス・レンジャーズ戦で1イニング4被安打3失点と打ち込まれ、不安な兆候を見せ始めた。そして20日のコロラド・ロッキーズ戦では、4-6とリードされた8回裏にマウンドに上がったものの、アウトを一つも取れず、安打3本と四球1つを許して3失点し、無残に崩れた。
ディアスの異常信号は、最近のファストボールに表れていた。MLB公式サイトは「ディアスは過去4シーズン、ファストボールの平均球速が97.2マイル(約156.4km)から99.1マイル(約159.5km)を記録していた」とし、「しかし今シーズンは平均95.7マイルまで低下し、コロラド戦では最低92.8マイル(約149.3km)まで落ち込んだ。ディアスがデビュー後にこれより遅いファストボールを投げたのは、わずか6回だけだ」と説明した。米スポーツ専門メディアESPNによると、ディアスは手術後、復帰まで最低3ヶ月を要するため、早くても後半戦での復帰になる見通しだ。
今年ワールドシリーズ3連覇に挑むドジャースは、「地球防衛隊」と呼んでも遜色のない戦力を備えているが、ブルペンだけは「玉に瑕」だ。ドジャースは2024シーズン後、タナー・スコットと4年7200万ドル(約1060億ウォン)、カービー・イエーツと1年1300万ドル(約191億ウォン)で契約し、ブレイク・トレイネンとも2年2100万ドル(約309億ウォン)で再契約するなど、ブルペン強化に多額の資金を投じた。しかし、昨年彼らは皆不振に陥り、特にポストシーズンでは力を発揮できなかった。こうした中、頼みの綱だったディアスまで当面離脱することになり、ドジャースのブルペンに関する悩みは少しも解消されていないようだ。


