
スタートは良かったが、一瞬の輝きに過ぎなかった。アジアサッカーは2026北中米ワールドカップ大会序盤、粘り強い無敗の流れを維持し注目を集めたが、グループリーグ終了とともに華やかな外装が剥がれ落ちた。参加国が48カ国に大幅拡大され、アジアサッカー連盟(AFC)所属の国が過去最多の9カ国も本大会の舞台を踏んだが、トーナメント進出のチケットを手にしたのは日本とオーストラリアのわずか2チームだけだ。4年前のカタール大会で3カ国(韓国・日本・オーストラリア)をベスト16に送り込み勢いに乗っていたアジアサッカーが、完全に没落した。
AFP通信は29日、今大会のグループリーグを総括し、「拡大改編された北中米ワールドカップで、アジアサッカーの限界が如実に表れた」とし、「世界のサッカー界のトップ層との格差は依然として縮まっていない」と酷評した。
■27試合中わずか3勝···アジアカップ4強が全滅、「井の中の蛙」
今大会でAFCは、従来の4.5枠から倍増した8.5枠の本大会チケットを割り当てられた。大陸間プレーオフを通過したイラクまで加わり、計9カ国(韓国、日本、オーストラリア、サウジアラビア、イラン、イラク、ヨルダン、カタール、ウズベキスタン)が北中米の地に足を踏み入れた。
大会序盤、韓国がチェコを破る勝利を皮切りにアジア勢の無敗行進が続き注目された。しかし、それは一時的な突風だった。グループリーグを終えた結果、アジア諸国は計27試合でわずか3勝を挙げるにとどまった。勝率に換算すると11%台という恥ずかしい成績表だ。

特に2023アジアカップで4強入りしたチームの没落が痛手となった。「ディフェンディングチャンピオン」のカタールをはじめ、準優勝国のヨルダン、そしてイラクとサウジアラビアは各組最下位に沈んだ。イランも3引き分けでグループ3位のワイルドカード争いから脱落し、結局惜しくも荷物をまとめることになった。最も衝撃的な脱落は韓国だ。引き分けでもグループ2位でベスト32に進出できた南アフリカ戦で0-1と敗れ、アジア勢の中で最も早く勝利を収めながらもグループリーグで姿を消した。
■アジアのプライドを守った日本・オーストラリア
惨憺たる成績表の中で、アジアのプライドをかろうじて守った国は日本とオーストラリアだけだ。日本はオランダ(2-2引き分け)、チュニジア(4-0勝利)、スウェーデン(1-1引き分け)を相手に強固な組織力を誇示し、F組2位(勝ち点5)でベスト32に安着した。オーストラリアもトルコを2-0で破り、パラグアイと0-0で引き分け、D組2位で面目を保った。
しかし、彼らのトーナメントの先行きも茨の道だ。対戦運に恵まれていない。特に日本は30日午前2時、米ヒューストンで優勝候補筆頭のブラジルと一発勝負を繰り広げなければならない。ベスト32で最大のビッグマッチとして世界の関心を集めているが、生存を断言するのは難しい。オーストラリアは7月4日午前3時、モハメド・サラーが控えるエジプトと激突する。

モロッコ出身のヨルダン代表ジャマル・セラミ監督は、今大会のアジアとアフリカサッカーの明暗について「アフリカの選手たちは欧州の主要リーグで競争しているからだ」と語った。彼は「ヨルダンがより良い結果を得るためには、選手たちがより強く競争的なリーグでプレーすることが最も重要だ」と強調した。
アジアサッカーは過去最多の出場枠を得ながらも、世界のサッカーの高い壁を痛感した。アジアのサッカーファンは、日本とオーストラリアがベスト32のトーナメントの舞台で生き残り、プライドを守ってくれることを願いながら応援している。


