
「サンバ軍団」ブラジルが日本に逆転勝利を収め、2026北中米ワールドカップのベスト16に進出した。試合終了後には、ブラジル代表FWマテウス・クーニャ(マンチェスター・ユナイテッド)が日本に向けた「応戦セレモニー」とインタビューを行い、ベスト32最大のビッグマッチをさらに熱く盛り上げた。
ブラジルは30日、米テキサス州ヒューストン・スタジアムで行われた2026北中米ワールドカップ・ベスト32で日本を2-1で下した。ブラジルは前半29分、佐野海舟にミドルシュートで先制点を許したが、後半11分にカゼミーロのヘディングで同点に追いつき、後半アディショナルタイム5分にガブリエウ・マルティネッリの決勝ゴールで劇的な勝利を飾った。
これでブラジルはトーナメントの最初の関門を無事に突破し、通算6度目の優勝に向けて前進した。ブラジルはコートジボワール対ノルウェー戦の勝者と、来る7月6日にベスト8進出をかけて対戦する。

試合終了後、注目を集めたハプニングがあった。ブラジルのマテウス・クーニャが、日本の塩貝健人に向かって指を5本広げて見せたのだ。これは、塩貝が今試合を前に自国メディアとのインタビューでブラジルを挑発したことに対する応戦だった。塩貝は「昔はブラジルが本当に強かった。でも今はどうだろう。今はフランスやアルゼンチンの方が強いチームというイメージが強い。最近はブラジルがそこまで強いという話をあまり聞かない。十分に戦える相手だ」と語り、ブラジルに対する自信を見せて相手を挑発していた。
これに対し、クーニャは勝利後、塩貝と日本ベンチに向かって指を5本広げて見せた。5度の優勝を誇るブラジルのプライドを傷つけたことへの報復だった。クーニャは試合後、ブラジルメディア「グローボ」のインタビューで「相手は試合前に多くのことを話していた」とし、「サッカーでは言葉よりもピッチで見せることが重要だ」と語った。続けて「我々は常に相手を尊重しているが、ブラジルを相手にそのような発言をするのであれば、我々もピッチで答えるだけだ」とし、「今日はその答えを見せた」と明かした。

ブラジル代表の主将マルキーニョスも、前日の記者会見で「これからもそうやって言い続けてほしい。我々にとってより大きなモチベーションになる」と、塩貝の挑発に応戦していた。
結局、試合に出場することさえなかった日本の若手FWによる恐れを知らぬ挑発は、ブラジルの勝負欲を刺激しただけで、失敗に終わったと言える。


