

「無敵艦隊」スペインがオーストリアを撃破した。
ルイス・デ・ラ・フエンテ監督率いるスペイン代表チームは3日(韓国時間)、米カリフォルニア州イングルウッドのソフィ・スタジアムで行われた2026 FIFA北中米ワールドカップ32強戦でオーストリアと対戦し、3-0で勝利した。スペインがワールドカップのトーナメント戦で3得点を挙げたのは、1994年7月2日のスイス戦(3-0勝利)以来初めてのことだ。
スペインはH組で2勝1分け、無敗の組1位で32強に進出した。しかし、近年のワールドカップ・トーナメントでの成績はやや物足りない。2018年ロシア大会、2022年カタール大会ともに16強でPK戦の末に敗退している。
オーストリアはJ組でディフェンディングチャンピオンのアルゼンチンに勝ち点5差の組2位で32強に進出した。1954年大会以来、初めてワールドカップのトーナメント進出に成功した。オーストリアは32強まで勝ち上がる過程で不安定な姿を見せていた。
スペインは「PK戦の悪夢」と近年のトーナメントでの不振を断ち切り、再び優勝候補らしい姿を証明したいと考えていた。一方のオーストリアは、1954年以来となるワールドカップ・トーナメント戦で番狂わせを狙った。

試合が始まった。予想通りスペインがポゼッションを高め、試合を主導した。オーストリアも序盤は何度かボールに触れるなど、まずまずの試合運びを見せた。
均衡を破ったのはスペインだった。前半36分、ペドリが中央を果敢に突破した後、左サイドへ駆け上がっていたマルク・ククレジャへ絶妙なスルーパスを通した。
ククレジャは迷わずゴール前へ低く速いクロスを送った。これをミケル・オヤルサバルが冷静に押し込んだ。試合序盤から主導権を握り相手を攻め立てたスペインが、1-0とリードして前半を終えた。
スペインはさらに突き放した。後半21分、ククレジャが積極的なプレスでボールを奪い、左サイドを駆け上がるアレックス・バエナへパス。バエナがボックス内へクロスを上げ、ペドロ・ポロがヘディングで鮮やかに決めた。


2点差がつくと、オーストリアの選手たちの士気は大きく下がった。スペインは73%以上のポゼッションを記録し、追加点を狙い続けた。
オーストリアは得点が切実に必要だったが、守備に集中せざるを得なかった。さらに悪いことに、タックルの精度も低かった。後半30分までに11回のファウルを犯した。これは今大会の平均である10.6回を上回る数値だ。
スペインは冷静にパス回しを続けた。オーストリアは徐々に体力が落ち、プレスも弱まったところでダメ押し点を許した。後半44分、ククレジャが左サイドから見事なロングパスをボックス内へ送ると、オヤルサバルがダイレクトシュートで仕上げた。その後、追加点はなく、スペインの3-0の勝利で試合は終了した。
16強に進出したスペインは、この後午前8時から行われるポルトガル対クロアチア戦の勝者と、8強進出をかけて激突する。


