

スペインを代表する名門クラブ、レアル・マドリードが自国の代表選手を一人も輩出できなかった。
レアル・マドリードとスペインサッカー界のレジェンドであるイケル・カシージャスは、「信じられない結果だ」と残念な気持ちを吐露した。
レアル・マドリードの2025-2026シーズンは悲惨なものだった。ドイツ・ブンデスリーガでレバークーゼンを率いて「無敗優勝」を達成したシャビ・アロンソを監督に迎えシーズンをスタートさせたが、今年1月13日にアロンソとの決別を選択した。
後任としてアルバロ・アルベロアが指揮を執りチームを率いたが、大きな変化はなかった。レアル・マドリードは今シーズン、リーグ戦、欧州大会、国内カップ戦など主要なメジャー大会で一つも優勝カップを手にすることができなかった。また、様々な騒動や論争により多くの批判も浴びた。

無冠でシーズンを終えた余波は予想以上に大きかった。2026北中米ワールドカップにスペイン代表として参加する最終エントリー(26人)に、レアル・マドリードの選手は一人も含まれなかった。ダニ・セバージョス、ディーン・ハイセン、カルバハルなど、攻撃・守備ともに代表チームからの招集はなかった。
一方、4月22日の所属チームの試合中に左ハムストリングを負傷し、シーズン終盤を欠場していた18歳のFWヤマルはワールドカップの舞台を踏むことになった。ハムストリングの問題に苦しんできたニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ)や、足の疲労骨折で4ヶ月間離脱し、イングランド・プレミアリーグ(PL)最終戦で復帰したミケル・メリーノ(アーセナル)も代表に招集された。
スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、「代表の最終メンバーを構成する際、特定のクラブをひいきしたり、ファンが抱くような地域的な偏見を持ったりはしなかった」とし、「選手たちが国家代表であるという誇りを持つことだけが重要だ」と明かした。

このニュースに接したカシージャスが口を開いた。彼はレアル・マドリードの下部組織から始まり、1軍デビュー後約16年間、レアル・マドリードとスペイン代表のゴールを守り抜いた伝説的なゴールキーパーである。
カシージャスは「レアル・マドリードの下部組織出身であり、スペイン人として、我がクラブの選手が一人も代表に招集されなかった事実は悲しい。受け入れがたいことだ」と語った。
また、「すべてのことには過程がある。バルセロナの選手たちがこれほど多く代表に含まれるようになるまでには、クラブが深刻な財政危機を経験し、下部組織のシステムに頼らざるを得なかった時期があった」と主張した。
最後に「その後の重要な点は、彼らが実力的に適しているかどうかだ。しかし、まずは彼らを信じて継続的に出場機会を与えるべきだった」と付け加えた。

