
米プロ野球メジャーリーグ(MLB)の内野手ウィルソン・コントレラス(ボストン)と投手ケイド・カバリ(ワシントン)の処分が軽減された。
MLB事務局は、両選手が「座れ、小僧(Sit down, boy)」という発言をきっかけに起こしたベンチクリアリングにより、それぞれ7試合の出場停止処分を受けていたが、これを5試合の出場停止に軽減した。これはMLB事務局の処分結果に対し、選手側が異議を申し立てたことによるものである。
コントレラスの処分は10日の試合から開始された。結局、前半戦の残り試合はすべて欠場し、後半戦の初戦となる18日のタンパベイ戦まで出場できない。カバリの処分は7日から開始されており、前半戦最後の登板となる13日のニューヨーク・ヤンキース戦には登板可能である。
ユーティリティー内野手のネイト・イートン(ボストン)は、3試合の出場停止から2試合の出場停止に軽減され、残りの試合を通常通り出場する。一方、5試合の出場停止処分を受けた投手マイルズ・マイコラス(ワシントン)の異議申し立ての結果はまだ出ていない。
処分を招いたベンチクリアリングは、先月1日にボストンとワシントンの試合で発生した。当時、カバリは4回に相手打者のコントレラスを三振に打ち取った後、「座れ、小僧(Sit down, boy)」と叫んだ。コントレラスがカバリに「俺に言ったのか」と詰め寄ると、両チームの選手団がグラウンドに飛び出した。コントレラスはヘルメットを投げつけた。マイコラスはかつてセントルイスでチームメイトだったコントレラスを止めようとしたが、イートンがマイコラスを制止し、マイコラスはイートンを突き飛ばした。
選手たちがダグアウトに戻った後、ボストンのチャド・トレーシー監督代行が審判団に強く抗議し、退場処分を受けた。コントレラスとイートンも退場処分となった。
「Boy」は、白人が黒人に対して使う人種差別的な表現と解釈される。カバリはこの表現が歴史的に人種差別的な意味を持つことを知らなかったとし、「そのように受け取られたことについて非常に心が痛む。悪意は全くなかった」と述べた。


