

カーボベルデ代表チームが誇る守護神、ボジーニャの名前が、新天地となるチリでは“使用不可能”という前代未聞の事態に直面しています。
英メディア『スカイスポーツ』は30日(日本時間)、「チリの強豪コロコロがボジーニャを獲得したものの、チリ国内では『ボジーニャ』という登録名を使用することができない」と報じ、大きな話題を呼んでいます。
ボジーニャは、カーボベルデ代表を最後方から支える不動のゴールキーパーです。2026 FIFA北中米ワールドカップ(W杯)では、優勝候補筆頭と目されていた強豪スペインを相手に神がかり的なセーブを連発。試合を0-0の引き分けに持ち込む大金星の立役者となりました。その後も大会を通じて圧倒的な存在感を示し続け、世界中のサッカーファンの注目を一身に浴びるとともに、FIFAが選出する大会ベストイレブンにも名を連ねる栄誉を手にしました。
この活躍により、ボジーニャの名は瞬く間に世界中へと轟くことになりました。その影響力はサッカー界にとどまらず、スペインの著名な生物学者ヘスス・オルテア教授がカリブ海で発見した新種のウミウシに、彼の功績を称えて「アルディサ・ボジーニャ(Aldisa vozinha)」と名付けたほど、社会的なインパクトを与える存在となったのです。
英公共放送『BBC』によると、オルテア教授は「カーボベルデがワールドカップの歴史的なデビュー戦でスペインを相手に闘った際、ボジーニャが見せた並外れた活躍と貢献を称えたかった」と、そのユニークな命名の理由を明かしています。さらに、ウミウシの鮮やかな赤色に触れ、「『ラ・ロハ(La Roja)』を相手に彼が成し遂げた偉業に対するオマージュでもある」と付け加えました。なお、「ラ・ロハ」とはスペイン語で赤を意味し、スペイン代表チームの伝統的な愛称として広く知られています。


