
レアル・マドリードがインテル・ミラノのミスを逃さず、2026-2027シーズン UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)の初戦を白星で飾りました。
ジョゼ・モウリーニョ監督率いるレアル・マドリードは、9日(韓国時間)に本拠地サンティアゴ・ベルナベウで行われたUCLマッチデー1で、強豪インテル・ミラノを相手に2-1の勝利を収めました。
レアル・マドリードは試合開始直後から、インテルの守備陣のミスを執拗に突く戦術を展開。先制点もその隙から生まれました。
前半14分、インテル・ミラノの守備陣が自陣後方でのボール処理に手間取るや否や、レアルの猛烈なプレスが炸裂。ボールを奪い取ったブラヒム・ディアスが絶妙なパスを前線へ供給すると、守備ラインの裏へ抜け出したキリアン・エムバペがGKとの1対1を落ち着いて制し、右足で鮮やかに先制弾を叩き込みました。
レアル・マドリードの勢いは止まらず、わずか9分後には更なる追加点を奪います。
前半23分、今度はインテル・ミラノのGKジョゼップ・マルティネスがバックパスを処理する際、一瞬の躊躇を見せました。これを見逃さなかったレアルはすぐさまプレスを敢行。こぼれ球を拾ったフェデリコ・バルベルデが冷静に左足を振り抜き、スコアを2-0と広げました。

しかし、試合の流れが終始レアル・マドリードの独壇場だったわけではありません。
インテル・ミラノは高いポゼッション率を軸に、レアル・マドリードを絶えず押し込み続けました。守勢に回る時間の多かったレアルは、素早いカウンターから追加点を狙う展開へ。特に守護神ティボ・クルトゥワの圧巻のセーブが幾度となくチームを救い、決定的なリードを守り抜きました。
インテルの猛追は後半も衰えず、ついに後半30分過ぎに待望の1点を返します。
ラウタロ・マルティネスが右サイドで見事なキープを見せ、ペナルティエリア内へ鋭いパスを通すと、これをカルロス・アウグストが右足でゴールへ流し込み、スコアは2-1へ。試合終了のホイッスルまで予断を許さない緊迫した空気が漂いました。
同点を目指し総攻撃を仕掛けるインテルに対し、レアル・マドリードは堅い守備で応戦。クルトゥワが何度も相手のシュートをことごとく封じ込め、その牙城を崩させませんでした。

結果としてスコアは動かず、レアル・マドリードがホームで2-1の勝利を収め、UCL初戦で貴重な勝ち点3を獲得しました。
試合内容を振り返れば、インテルが主導権を握る時間帯も長く、決して完勝とは言えない苦しい場面も多々ありました。しかし、レアルは相手の致命的なミスを的確にゴールへ結びつける勝負強さを見せ、クルトゥワの神がかったセーブもあって接戦を勝ち切りました。
殊勲のエムバペが勝利の起爆剤となり、バルベルデが相手の隙を突き追加点を挙げるなど、個の能力も光りました。モウリーニョ監督の下、レアル・マドリードは完璧な内容とは言えないまでも、UCLという大舞台の初戦で結果を残すという、まさに本物の強さを証明した一戦となりました。


