

電撃的な先制弾で試合を動かす
アトレティコ・マドリードは、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)との一戦において、試合開始直後から圧倒的な主導権を握ることに成功しました。韓国代表のイ・ガンインは先発メンバーに名を連ね、チームの攻撃陣の一角としてマンUの守備を苦しめました。
2026-2027シーズンUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)リーグフェーズ第2節、ホームのメトロポリターノで行われたこの試合、ディエゴ・シメオネ監督は4-4-2の布陣を採用。ヤン・オブラクをゴールキーパーに、守備陣にはアレハンドロ・グリマルドやクリスティアン・ロメロらを配置し、中盤から前線にはジュリアーノ・シメオネ、フリアン・アルバレス、そしてイ・ガンインらが名を連ねました。
注目の先制点は、試合開始わずか1分に生まれました。イ・ガンインからボールを受けたアレックス・バエナが、前線の背後を狙うパブロ・バリオスへ絶妙なロングパスを供給。これを受けたバリオスが冷静にペナルティエリア内へ持ち込み、ファーサイドへ突き刺しました。マンUにとっては、欧州最高峰の舞台で試合開始1分での失点という、クラブ史に残る屈辱的な立ち上がりとなりました。
マンUの反撃と堅守を見せるアトレティコ

早々の失点を喫したマンUも、その後は中盤に厚みを加え、ポゼッション率を53%まで高めるなど主導権奪還を試みました。前半12分にはブライアン・ムベウモが個人技でロメロをかわしシュートを放つ場面もありましたが、ゴール左へ外れました。
一方のアトレティコは、強固な4バックの守備ブロックを維持。相手がボールを持てば即座にプレスをかけ、攻撃の芽を摘む効率的な戦い方を見せました。前半24分には再びムベウモが決定機を迎えますが、GKオブラクのセーブにより得点を許しませんでした。
前半27分にはアトレティコも追加点のチャンスを得ました。グリマルドの直接フリーキックがゴール隅を突きましたが、マンUのGKセネ・ラメンスがファインセーブでこれを阻止しました。
VAR判定による幻の追加点と後半への展望
試合の趨勢を決定づけるかと思われた場面は前半43分に訪れました。右サイドからの展開でイ・ガンインが中央のオスカル・カルドソへパスを送り、カルドソがミドルシュートでネットを揺らしました。しかし、直前のプレーでジョレンテのハンドの反則があったと判定され、ゴールは取り消されました。
前半を1-0で折り返したアトレティコ。韓国の至宝イ・ガンインが躍動する中でリードを奪いましたが、マンUの反撃を後半も封じ込め、勝ち点3を手にすることができるのか、欧州各国のサッカーファンの関心が集まっています。なお、UEFAチャンピオンズリーグのリーグフェーズは、新方式導入以降、より各試合の重要度が増しており、この一戦の結果は今後の順位争いに大きな影響を与えることになります。

