
ロサンゼルスFC(LAFC)に所属するソン・フンミン(34)が、レギュラーリーグにおけるクラブの単一シーズン最多アシスト記録に並びました。米メジャーリーグサッカー(MLS)の今シーズンにおいて、リオネル・メッシ(39・インテル・マイアミ)を上回りアシスト部門の単独首位に浮上するなど、トップクラスのパサーとしてその存在感を改めて証明しています。
クラブ史上最多記録に並ぶ快挙
ソン・フンミンは15日、ロサンゼルスのBMOスタジアムで行われたオースティンFCとの2026年MLSレギュラーリーグ第30節に先発出場。1ゴール2アシストという目覚ましい活躍でチームを3-1の勝利へ導きました。ハビ・タマリット監督代行体制となってから初の白星であり、5試合ぶりの勝利に大きく貢献した形です。
この試合で今季リーグ通算15アシスト目を記録したことで、メッシ(14アシスト)を突き放し単独首位となりました。さらに、2019年にカルロス・ベラが樹立したLAFCの単一シーズン最多アシスト記録(15個)にも並びました。ベラが同記録を達成したシーズンは34ゴール15アシストを記録してMVPに選出された経緯があり、ソン・フンミンは次戦以降、クラブの新たな歴史を刻む可能性を大きく残しています。

チャンスメーカーとしての多才な能力
ソン・フンミンの真骨頂は、自身が得点源となるだけでなく、精密なパスで決定機を演出するプレイメーカーとしての能力にあります。今シーズンは公式戦合計で22アシスト(CONCACAFチャンピオンズカップの7アシストを含む)を記録しており、4月のオーランド・シティ戦では1試合4アシストというクラブ新記録も樹立しました。
特に、チームメイトであるドゥニ・ブアンガとのコンビネーションは、現在のLAFC攻撃陣における最大の武器です。ブアンガが今季リーグ戦で挙げた17ゴールのうち、実に9ゴールがソン・フンミンのパスから生まれており、二人の連携の深さが攻撃を牽引しています。
オースティン戦でもこの連携が際立ちました。後半7分には守備網を突破してブアンガの先制点をアシストし、後半22分には相手GKへの積極的なプレスからこぼれ球を演出し、再びブアンガの得点に繋げました。その後、自身もゴールを決めて勝負を決定づけるなど、攻守両面での貢献が光りました。

今後の展望とメッシとの直接対決
今後、MLSのレギュラーシーズン終盤に向けて、ソン・フンミンとメッシによるアシスト王のタイトル争いは一層激しさを増す見通しです。韓国のトップスターとして長く欧州で活躍してきたソン・フンミンが、アメリカの地でもさらなる記録更新とタイトル獲得という新たな金字塔を打ち立てられるか、世界中のサッカーファンの注目が集まっています。


