

ファン・デ・フェンが語る「連れ戻したい選手」
トッテナム・ホットスパーの主将格であるミッキー・ファン・デ・フェンが、古巣に復帰させたい選手としてハリー・ケインを挙げ、注目を集めている。ソン・フンミンとの親密な関係で知られるファン・デ・フェンだが、今回あえてケインを指名した背景には、明確な理由が存在する。それは、毎シーズン確実に30ゴール以上を計算できる圧倒的な得点能力への信頼である。
トッテナム史上最も偉大な存在
米スポーツメディアESPNのインタビューにおいて、ファン・デ・フェンはトッテナムに獲得したい選手を問われ、迷わずケインの名前を挙げた。彼はケインについて「毎年30ゴールを保証してくれる、クラブ史上最も偉大な選手だ」と高く評価した。この発言は、個人的な親交を超えたチーム戦略上の重要性を強調したものと言える。
ファン・デ・フェン自身も、2024-2025シーズンのUEFAヨーロッパリーグ優勝において守備の要として大きく貢献した。特に決勝戦では、ソン・フンミンが率いるチームの中で、マンチェスター・ユナイテッドのシュートを絶妙なクリアで防ぐなど、守備陣として勝利を決定づけるプレーを披露し、主将が優勝トロフィーを掲げる瞬間を支えた。

ケインが証明した圧倒的スコアリング能力
ファン・デ・フェンがケインを指名した理由は、近年の記録を見れば明らかである。バイエルン・ミュンヘンへ移籍したケインは、2025-2026シーズンに公式戦51試合で61ゴール、代表戦を含めると年間73ゴールという驚異的な数字を残した。これは、2011-2012シーズンにリオネル・メッシが記録した82ゴールに次ぐ、2000年以降の欧州主要リーグにおける年間最多得点記録に相当する。
ブンデスリーガにおいて3シーズン連続の得点王となり、ヨーロッパ・ゴールデンシューも獲得したケインは、国内二冠達成にも大きく寄与した。これらの実績は、来るバロンドール授賞式での受賞有力候補として名前が挙がる要因ともなっている。


ソン・フンミンの現在地とファンの視点
一方で、かつての盟友であるソン・フンミンも、現在はロサンゼルスFC(LAFC)で圧倒的な存在感を示している。先日行われたオースティンFC戦では1ゴール2アシストを記録し、リオネル・メッシを抑えてMLSのアシスト部門で単独首位に立つなど、世界最高峰のリーグでキャリアの新たな絶頂期を迎えている。ケインとソン・フンミンという二人のスターが異なる環境でいかに活躍しているかは、サッカー界において現在も広く関心を集めるテーマである。


