
就任後の開幕7連勝、プレミアリーグ史上初の快挙
マンチェスター・シティ(マンC)のエンツォ・マレスカ監督が、イングランド・プレミアリーグ(EPL)での就任後初陣から7連勝という歴史的なスタートを切りました。
17日(現地時間)、エティハド・スタジアムで行われた2026〜2027シーズンEPL第7節のイプスウィッチ・タウン戦に3-2で勝利。これにより、マンCは開幕から無敗の7連勝を記録し、勝ち点21でリーグ首位を独走しています。
師匠グアルディオラを超える新たな歴史
この勝利により、マレスカ監督はEPL史上初となる「特定クラブ就任後の開幕7連勝」を達成した監督となりました。これまでの最高記録は6連勝で、ペップ・グアルディオラ元監督やカルロ・アンチェロッティ元監督(チェルシー)、オーレ・グンナー・スールシャール元監督(マンチェスター・ユナイテッド)が保持していましたが、マレスカ監督がついにこの壁を打ち破りました。
興味深いことに、グアルディオラ元監督は2016〜2017シーズンにマンCに就任し開幕6連勝を収めましたが、7戦目のトッテナム戦で敗北を喫しています。当時のトッテナムにはソン・フンミンが在籍しており、アシストなどで勝利に貢献しました。マレスカ監督は2022〜2023シーズンにグアルディオラ監督の補佐としてトレブル(三冠)達成を支えた経験があり、師匠の記録を塗り替えたという事実は、現地サポーターやメディアからも大きな注目を集めています。

クラブを揺るがす財政問題の最中で見せる強さ
今回の記録達成は、マンCがクラブ史上最大級の危機に直面している中で成し遂げられたという点において、非常に価値のある成果と言えます。
先月29日、EPL独立委員会はマンCに対し、2009年から2018年までの9シーズンにわたる財政規定違反を指摘しました。今後の処分によっては勝ち点剥奪や降格の可能性も報じられるなど、クラブ運営に不透明感が漂っています。しかし、現場の選手たちとマレスカ監督はピッチ内での戦いに集中し、揺るぎないパフォーマンスを見せています。
マレスカ監督の目線と次なる挑戦
試合後の記者会見でマレスカ監督は、「7連勝そのものよりも、選手たちが日々のトレーニングを通じて成長している姿を見守れることに満足感がある」と述べ、目先の記録よりもチームの継続的な進化を強調しました。また、「次の1試合に集中する」という姿勢を貫いています。
今回の勝利でマンCは、1897〜1898シーズンに記録したクラブ史上最多開幕連勝記録に並びました。EPL全体で見れば、チェルシー(2005-06)の9連勝、リヴァプール(2019-20)の8連勝といった記録が先人に存在します。マレスカ監督は、来る24日のアストン・ヴィラ戦で、クラブの新記録更新とEPL開幕8連勝を目指します。



