22日夜11時から翌朝4時までよく見える「こと座流星群」

今日の深夜から明日の明け方にかけて、夜空に流れ星が雨のように降り注ぐ予定です。こと座流星群は毎年4月16日から25日の間に発生し、特に今日22日の夜がその活動が最も活発になる極大期です。
今回の流星群は流星の数が非常に多いというわけではありませんが、流星体が非常に速く明るく流れ、時折火の玉のような痕跡(火球)を残すのが特徴です。複雑な機材がなくても誰でも楽しめる観測のコツをご紹介します。
ゴールデンタイムをチェック
最も重要なのは時間です。今回こと座流星群が最も活発に観測される時間は、今夜11時から明日の明け方4時の間です。専門家は1時間あたり約18個程度の流星が落下すると予測しています。
特に今夜は月の明るさが約34%の上弦の月であるため、月が地平線の下に沈む深夜以降は空がさらに暗くなり、流星群を観測するにはこれ以上ない好条件が整います。都心の人工照明が少ない場所であるほど、流れ星を見つける確率は飛躍的に高まります。
肉眼で、広く眺める

流星群を初めて見る方がよくやってしまう失敗が、望遠鏡や双眼鏡を準備することです。流星は空のどこに現れるか予測できないため、狭い範囲を拡大して見る望遠鏡はかえって邪魔になります。
最高の観測道具は私たちの両目です。こと座の方向を基準にしつつも、視線を一箇所に固定せず、夜空全体を広く眺めるような感覚で見つめるのが良いでしょう。長時間首を上げていると首に負担がかかるため、レジャーシートやリクライニング可能な椅子を準備し、楽な姿勢で観測することをおすすめします。
実戦の持ち物

4月の夜の空気は思ったよりも冷え込みます。今日の明け方の気温は7〜11度と予想されており、屋外で長時間じっとしていたり横になっていたりする必要があるため、防寒対策は必須です。厚手の上着や毛布、そして体温を維持してくれる温かい飲み物をご用意ください。また、私たちの目が暗闇に慣れるまでには約20分程度の時間が必要です。
観測場所に到着したら、スマートフォンの画面や明るい光は極力避け、目が夜空の暗闇に十分に慣れるまで待つ必要があります。静寂の中で待ち時間を楽しんでいると、ある瞬間、目の前をかすめること座流星群の幻想的な軌跡に出会えるはずです。
今夜は雲が少なく晴れる予報となっており、観測成功率は非常に高いです。今回のこと座流星群を通じて、心の中に大切にしまっていた願い事を一つ叶えてみるような、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

