約616日ぶりの快挙、トッテナムがリーグ3連勝を達成

トッテナム・ホットスパーがプレミアリーグ(EPL)で反撃の狼煙を上げた。1日、本拠地トッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われた2026-2027シーズン第9節クリスタル・パレス戦で、2-0の完勝を収めリーグ8位まで順位を押し上げた。
今回の勝利により、コヴェントリー・シティ、チェルシー、そしてパレスを破りリーグ戦3連勝を達成。トッテナムにとってリーグ3連勝は、2025年2月以来、実に616日ぶりとなる。シーズン開幕当初の深刻な不振から脱却し、チームは着実に調子を取り戻している。
試合の分岐点となったレッドカードと攻勢
試合は序盤から大きく動きを見せた。前半13分、パレスのFWジャン=フィリップ・マテタがミッキー・ファン・デ・フェンに対して激しいタックルを敢行。主審は当初イエローカードを提示したが、VARチェックの結果レッドカードへと判定が覆り、パレスは早々に数的不利となった。この判定が、その後の試合展開を決定づけることとなった。

数的優位を活かしたトッテナムは前半25分、モハメド・クドゥスからのコーナーキックをアーチー・グレイが頭で合わせ先制点をもたらした。その後も高いポゼッション率を維持して攻め立てたが、パレスのGKディーン・ヘンダーソンの好守に阻まれる時間が続いた。
勝負を決定づけた追加点と今後の展望
待望の追加点は後半28分に生まれた。ファン・ヘッケのヘディングシュートは一度GKに防がれたものの、そのこぼれ球を再び頭で押し込み、リードを2点に広げた。この日のトッテナムはボールポゼッション率80%、計34本のシュートを放つなど相手を完全に圧倒する内容となった。

ロベルト・デ・ゼルビ監督率いるチームは、開幕後6試合勝ちなしで最下位に沈む苦しい時期を過ごした。しかし、戦術の浸透と共にチームの雰囲気は一変し、上昇気流に乗っている。プレミアリーグにおける過密日程の中で、この連勝はチームの精神面にも大きな好影響を与えるはずだ。昨季の不調を乗り越え、トップ層への浮上を狙うトッテナムの今後の躍進に注目が集まる。


