IU、誹謗中傷投稿者の特定が難航…米国裁判所に迅速な開示を要請した深刻な理由

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IU、匿名の誹謗中傷者の身元特定できず…「韓国での訴訟却下の危機」で米裁判所に訴え

歌手兼俳優のIUが、自身に対する悪質なコメント投稿者の身元を特定できず、韓国国内で進行中の民事訴訟が却下される危機に直面していることが明らかになりました。IUの米国法律代理人は、事態の緊急性を鑑み、米国の裁判所に迅速な対応を求める陳述書を提出しました。

韓国の訴訟継続に向けた米国での法的手続き

IU、匿名の誹謗中傷者の身元特定できず…「韓国での訴訟却下の危機」で米裁判所に訴え

3日付のスポーツ京郷などの報道によると、IU側の法律代理人は先月16日、米国カリフォルニア北部連邦地方裁判所に陳述書を提出し、訴訟の現状を報告しました。この申し立ての核心は、投稿者の身元が特定できなければ、韓国での民事訴訟において訴状を被告側に送達することができず、訴訟自体が棄却される可能性が高いという懸念です。

さらに、法律代理人は証拠確保の遅延についても警鐘を鳴らしています。IPアドレスやログイン記録といったデジタル証拠は、運営上の規定により長期間保存されるとは限りません。代理人は「遅延が1週間長引くごとに、必要な情報を確保できなくなるリスクが拡大する」と強調し、直近3週間は毎週裁判所に進捗を確認するなど、異例の対応を続けている状況です。

悪質投稿の内容とMetaとの法的攻防

IU、匿名の誹謗中傷者の身元特定できず…「韓国での訴訟却下の危機」で米裁判所に訴え

IU側は昨年6月25日、ソウル中央地方裁判所に名誉毀損による民事訴訟を提起しました。問題となっているのは、特定のSNSアカウントを通じて昨年3月から10月にかけて投稿された少なくとも52件の悪質な書き込みです。その内容は、剽窃疑惑の流布や事実無根の中国国籍説、さらに故人を侮辱するような主張まで含まれており、深刻な名誉毀損にあたると判断されています。

これに対し、SNSプラットフォーム運営会社であるMeta側は、情報提供要請に対して「資料提出の是非については立場を取らない」としながらも、利用者への通知と異議申し立ての権利を求めています。韓国の法制度下では、海外企業を介した身元特定のハードルが高く、こうしたプラットフォーム側の手続きを待つ間に証拠が消滅するリスクが常に存在します。IU側は通知手続きには反対しないものの、その間の情報保存を条件とするなど、慎重かつ粘り強い交渉を続けています。

今後の展望とアーティストへの影響

IU、匿名の誹謗中傷者の身元特定できず…「韓国での訴訟却下の危機」で米裁判所に訴え

法律代理人は、韓国の裁判期日までに判断を下してほしいと強く要請しています。開示許可が下りたとしても、実際に利用者への通知を経て情報を受け取るまでにはさらなる時間を要するためです。

なお、IUは法的な問題に直面しながらも、アーティストとしての活動は堅調に継続しています。先月21日に公開された歌手Crushの新曲「ピグドク」にフィーチャリングとして参加し、ミュージックビデオは公開後短期間で1,000万回再生を突破するなど、変わらぬ人気と影響力を証明しています。

韓国の芸能界において、匿名のネットユーザーによる誹謗中傷は長年の課題であり、こうした徹底的な法的追及は、アーティストの権利を守るための重要な前例となることが期待されています。

Grey

Grey

K-pop & Sports Content Editor

worked in Asia National News Media since 2019
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