
ヒューストン・アストロズの「怪物打者」ヨルダン・アルバレス(28)が、メジャーリーグのホームラン王に向けて突き進んでいる。
アルバレスは、米オハイオ州クリーブランドのプログレッシブ・フィールドで行われた2026メジャーリーグ(MLB)クリーブランドとの遠征試合で、今季11号ホームランを含む4打数3安打2打点を記録した。アルバレスのツーランホームランにより2-0で勝利したヒューストンは、今季10勝目(16敗)を挙げた。
2番・指名打者で先発出場したアルバレスは、1回表無死一塁の場面で、クリーブランド先発のタナー・バイビーを相手に、カウント1-2から真ん中に入ったカーブを捉え、右翼フェンスを越える特大ホームランを放った。飛距離129mの今季11号アーチ。20日にMLBで最も早く二桁本塁打に到達したアルバレスは、ホームラン争いで独走態勢に入った。
その後は両チームの投手が激しい投手戦を繰り広げ、アルバレスのホームラン1本が勝敗を分けた。ヒューストンは散発6安打、クリーブランドは5安打に終わった。

投手陣の好投が続く中、アルバレスはさらに安打を2本追加し、この日3安打を記録した。今季打率は0.347まで上昇し、アンディ・パヘス(ロサンゼルス・ドジャース)に次ぐMLB2位に浮上した。
アルバレスは打点(26打点)と最多安打(33安打)でMLB1位を独走しており、今季序盤、最も熱い打者としてリーグを沸かせている。同じく1位を走るOPS(出塁率+長打率)は、なんと1.245という驚異的な数字を誇る。
現地では、このようなアルバレスのシーズン序盤の勢いを「バリー・ボンズを彷彿とさせる支配力」と評価している。ヒューストンは今季序盤、投手陣の不振によりアメリカン・リーグ(AL)西地区の最下位に沈んでいるが、アルバレスが爆発的な活躍を見せ、揺れるチームを支えている。
「キューバの特急」アルバレスは、2019年にAL満場一致の新人王として華々しくビッグリーグにデビューした。その後、ヒューストンの中心打者として2022年のワールドシリーズ優勝に貢献するなど、チームの顔として活躍してきた。2021年から4年連続で30本塁打以上を記録していたが、昨季は怪我の影響で48試合の出場にとどまり、本塁打は6本に終わっていた。

今季26試合目にして11本塁打を放っており、キャリアハイはもちろん、自身初のホームラン王獲得も十分に狙える状況だ。

