W杯落選の南野拓実、なぜ日本代表に合流?「メンター兼メンタルコーチ」として異例の帯同へ

W杯落選の南野拓実、なぜ日本代表に合流?「メンター兼メンタルコーチ」として異例の帯同へ
怪我により日本代表のワールドカップ最終エントリーから外れた南野拓実(中央)が、9日にメンターとして合流し、選手たちと共にランニングを行っている。フットボールゾーンSNS

大きな怪我により2026北中米ワールドカップへの出場が叶わなくなった日本代表の主力攻撃手、南野拓実(31・ASモナコ)が、選手ではなく「精神的メンター」という資格で代表チームに電撃合流した。グラウンドでプレーすることはできないが、ロッカールームやトレーニング場で仲間たちの精神的支柱となる特別な任務を任された。

日本のメディア「フットボールゾーン」は9日、「日本サッカー協会(JFA)がASモナコとの緊密な協力の末、南野をワールドカップ本大会期間中、代表チームに帯同させることを最終決定した。南野はこの日、日本代表キャンプに合流し、共にランニングを行った」と報じた。南野は昨年12月、左膝前十字靭帯断裂という致命的な怪我を負い、北中米ワールドカップへの出場が絶望的となっていた。彼は攻撃的MFやウイングとしてプレーし、日本代表としても73試合に出場して26ゴールを挙げたエースである。南野は最終メンバーからは外れたものの、森保一監督の強い意志により「メンター」という特別な役職を得て、代表チームと共にすることになった。



日本サッカー界において、戦力外となった負傷選手をワールドカップ本大会の舞台まで帯同させるのは非常に異例のことだ。日本サッカー協会の山本昌邦ナショナルチームダイレクターはブリーフィングで、「チームを1ミリでも前に進められるのであれば、支援を惜しまないのが我々の役割だ」とし、「森保監督は、南野の人柄とこれまでの貢献度がチームに大きな安心感と勇気を与えてくれると確信していた」と招集の背景を説明した。南野は本大会期間中、代表チームのメディカルスタッフと帯同して個人のリハビリトレーニングをこなすと同時に、心理的プレッシャーが極限に達する選手団の「メンタルコーチ」としての任務を遂行することになる。

W杯落選の南野拓実、なぜ日本代表に合流?「メンター兼メンタルコーチ」として異例の帯同へ
日本代表の選手たちが9日、米ナッシュビルのキャンプ地でファン公開トレーニングを行い、ランニングをしている。ロイター連合ニュース

森保一監督もまた、南野のピッチ外での影響力に全幅の信頼を寄せた。森保監督は現地メディアとのインタビューで、「南野は我々のチームの戦術コンセプトと闘志を最もよく理解している、青写真のような選手だ」とし、「選手たちを時には勇気づけ、時には落ち着かせてくれる存在だ。かつて代表チームのリーダーだった長友佑都のような圧倒的な存在感を期待している」と語った。実際に今回の日本代表は、三笘薫(ブライトン)など主力選手が怪我で離脱したうえ、全26人のメンバーのうち半数の13人がワールドカップ初出場という「若いチーム」であるだけに、南野の豊富な経験が絶対的に必要な状況だ。

日本メディアの評価も肯定的だ。現地メディアは「欧州のビッグリーグで揉まれてきた南野の存在そのものが、初めてワールドカップの舞台を踏む新星たちにとって巨大な精神的盾になるだろう」と報じた。

日本はオランダ、チュニジア、スウェーデンと共に「死の組」であるF組に入った。来る15日、強豪オランダとの初戦を控える日本代表に、ピッチ外の戦士として合流した南野の「メンター・リーダーシップ」がどのような役割を果たすのか、注目が集まっている。

W杯落選の南野拓実、なぜ日本代表に合流?「メンター兼メンタルコーチ」として異例の帯同へ
日本の森保一監督が9日、米ナッシュビルのキャンプで行われた公開トレーニングで、ファンと共にセルフィーを撮っている。AP連合ニュース
Grey

K-pop & Sports Content Editor

worked in Asia National News Media since 2019
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