
2026北中米ワールドカップのグループリーグ屈指の「ビッグマッチ」と目される、オランダ対日本のグループF第1戦が、15日午前5時(現地時間)、米国テキサス州のダラス・スタジアムで開催されます。「死の組」と呼ばれるグループFにおいて、欧州とアジアを代表する両チームの異なるスタイルが正面からぶつかり合う一戦に、サッカーファンの注目が集まっています。
FIFAランキング8位のオランダは、自国内の冷ややかな不信感を払拭しなければならないという大きな課題を抱えています。今大会を前にシャビ・シモンズ(トッテナム)が十字靭帯の負傷で離脱したのに続き、ユリエン・ティンバー(アーセナル)までもが怪我からの回復に失敗し、戦力に綻びが生じています。直前の親善試合でアルジェリアに0-1で敗れ、ウズベキスタン戦もPKによる辛勝(2-1)に終わると、自国メディアの批判は頂点に達しました。
オランダ代表のロナルド・クーマン監督は日本戦を控え、「親善試合で露呈した戦術的な問題点はすでに完璧に改善作業を終えた」とし、「最終的な評価は試合結果で証明する」と自信をのぞかせました。中盤の司令塔フレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)もまた、「チーム内の自信は揺らいでおらず、日本戦の勝利で周囲の批判的な声を完全に覆してみせる」と意気込みを語りました。オランダはフィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール)を軸とした強固な守備陣と、デ・ヨングの卓越したゲームメイク能力を武器に、日本の中盤を圧倒して勝機を見出す構えです。

これに対抗するFIFAランキング18位の日本も、負傷者による穴が大きいです。主力FWの南野拓実(ASモナコ)が十字靭帯断裂で戦列を離れ、「メンター」としてチームに帯同している中、開幕直前には中盤の要であり主将の遠藤航(リヴァプール)までもが左足の負傷悪化により最終登録メンバーから外れ、代表引退を表明しました。
森保一監督は、アヤックスの板倉滉に急遽キャプテンマークを託し、チームの立て直しを図っています。幸いなことに、久保建英(レアル・ソシエダ)を筆頭とする2列目のMF陣のテクニックと組織力は依然として健在です。日本特有のパスワークと、速いテンポのカウンターアタックでオランダの背後のスペースを突く戦術が予想されます。
米スポーツ専門メディアの「スポーツ・イラストレイテッド(SI)」や「FOXスポーツ」など、主要海外メディアの勝敗予想では、オランダのわずかな優勢を伝えつつも、引き分けの可能性も高く評価しています。


