
かつての教え子と対峙する名将は自信に満ちあふれていた。
ハビエル・アギーレ・メキシコ代表監督(68)は、かつてスペインのレアル・マヨルカで指導したイ・ガンイン(25・パリ・サンジェルマン)との再会を控え、「私がよく知っている選手なので、うまく止められる」と語った。
アギーレ監督は、来る19日午前10時にメキシコのグアダラハラ・スタジアムで行われる2026北中米ワールドカップ・グループステージA組、韓国との第2戦を翌日に控え開かれた記者会見で、韓国代表選手たちへの警戒心を隠さなかった。
アギーレ監督が真っ先に名前を挙げたのは、やはりイ・ガンインだった。アギーレ監督は2022年にレアル・マヨルカに就任した際、イ・ガンインと出会い、その潜在能力を開花させた縁で知られている。イ・ガンインは卓越したパス能力やプレス回避など長所は際立っていたが、短所も明確で先発起用は難しいと評価されていた。
しかし、アギーレ監督はイ・ガンインに守備の重要性を説き、看板スターへと育て上げた。
アギーレ監督は「イ・ガンインは攻撃も守備も非常に優れている。私はイ・ガンインをよく知っている。4-3-3フォーメーションでウイングとしてプレーすることが多いが、彼はピッチ全体を俯瞰し、自由にボールを操ることができる選手だ」と述べた。
その上で、「イ・ガンインはすでに分析済みであり、選手たちにも対応策を伝えた。イ・ガンインを止めることはできる。彼にボールを持たせないようにする」と強調した。

昨年9月の韓国との親善試合で2-2と引き分けたアギーレ監督は、韓国がチェコを相手に行った初戦と比較しながら、その全体的な競争力を高く評価した。
アギーレ監督は「ソン・フンミンはスピードに優れた選手だ。オ・ヒョンギュ(ベシクタシュ)も親善試合で我々からゴールを奪い、今回のチェコ戦でも得点した。両選手とも足が速いため、カウンターには注意が必要だ。韓国は我々との親善試合でも攻守の切り替えが速かった。チェコ戦は正直引き分けで終わると思っていたが、6番の選手(ファン・インボム)のアシストからゴールが生まれた。詳細に分析する必要がある」と称賛した。
共同開催国であるメキシコは、韓国を相手にホームファンの応援を背に受けて戦う。ただし、メキシコの熱狂的な応援は、不調な試合やミスに対してはブーイングに変わることもあるという点で、別のプレッシャーにもなり得る。
アギーレ監督は「ホームスタジアムではどんな相手にも勝てる可能性があるが、ワールドカップでは何が起こるか分からない。我々の選手たちは90分間全力を尽くすだろう。我々のパフォーマンスを最大限に発揮したい。勝ち点や順位はその次の問題だ」と力を込めて語った。


