
サッカー・キュラソー代表のベテランGKエロイ・ルームが、信じられないようなセーブショーを披露した。
ディック・アドフォカート監督率いるキュラソー代表は、21日(日本時間)に米ミズーリ州カンザスシティ・スタジアムで行われた2026 FIFAワールドカップ北中米大会グループE第2戦で、エクアドルと0-0で引き分けた。
キュラソーのサッカー史上、ワールドカップ本大会での初の勝ち点獲得である。この試合でキュラソーが勝ち点を得られた最大の理由の一つとして、ルームの大活躍があったという意見が支配的だ。

キュラソーの劣勢が予想されていた試合だった。アドフォカート監督は試合前の記者会見で、「エクアドルの選手が4人くらい退場してくれなければ、我々が勝つのは難しいだろう」と冗談を言ったほどだ。
試合は予想通りエクアドルが支配した。キュラソー(シュート10本、枠内シュート3本)の3倍近い28本のシュートを浴びせた。そのうち枠内シュートは15本を記録した。試合記録だけを見ればエクアドルの圧勝だったはずだが、キュラソーの守護神を崩すことはできなかった。
キュラソーのGKルームは、この試合でゴールキーパーグローブを着用し先発出場した。前半3分、相手の主砲エネル・バレンシアのゴール前での右足シュートを皮切りに、なんと15回ものセーブを記録した。

ワールドカップ史上初めての珍しい光景である。
イギリスの『トリビューナ』は、「ルームがワールドカップの歴史を塗り替えた。90分間で15セーブを記録した。ワールドカップ1試合における最多セーブ記録を樹立し、サッカー史に名を刻んだ」とし、「エクアドルの激しい攻勢が試合を通じて続いたが、ルームは連続的なスーパーセーブを見せ、最後まで失点を許さなかった。キュラソーは強豪エクアドルを相手に貴重な勝ち点1を獲得した」と報じた。
欧州サッカー移籍市場の専門家であるファブリツィオ・ロマーノ氏も、「ワールドカップの歴史に残るパフォーマンスだ」とルームの活躍を伝えた。
続けて「人口15万6000人の小さな国キュラソーは、この日強豪エクアドルを相手に貴重な勝ち点を手にした。ルームは無失点に加え、歴史的な活躍を見せてマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に輝いた」と絶賛した。


