

「私を1年だけ使ってみてほしい。アジアカップで失敗したら、理由を問わず解任しても構わない。」
日本サッカーのレジェンド、本田圭佑(40)が森保一監督の後任として、日本代表チームの指揮を執りたいという意向を公に表明した。
本田は2日、自身のSNSを通じて「賛否両論あると思うが、一言言わせてほしい」と切り出し、「森保監督に1年契約延長のオファーをしたというニュースを見た。もし次の監督候補が見つからず、一時しのぎで契約を延長しようとしているのなら、私を1年間試してみてほしい」と提案した。
続いて「もしアジアカップで失敗すれば、理由を問わず私を解任してもいい。その勝負を喜んで受け入れる」と付け加え、強い自信をのぞかせた。
日本サッカー協会(JFA)が2026北中米ワールドカップ(W杯)でのベスト32敗退を受け、森保監督に1年契約延長を提示する案を検討中だという日本メディアの報道が出る中、本田が自ら次期監督候補として名乗りを上げた形だ。
森保監督率いる日本は、今回の北中米W杯でオランダ、スウェーデン、チュニジアと共にF組に編成された。厳しいグループ編成の中でもオランダ、スウェーデンと引き分け、チュニジアを4-0で完破してF組2位でベスト32に進出した。ベスト32ではW杯最多優勝国ブラジルを相手に先制点を挙げるなど善戦したが、1-2の逆転負けを喫し、大会を終えた。

2018年ロシアW杯後に日本代表の指揮官に就任した森保監督は、2022年カタールW杯と今回の北中米W杯まで、2大会連続で本大会を指揮した。カタールW杯ではドイツとスペインを相次いで破りベスト16進出を導き、今大会を控えては「W杯優勝」を目標に掲げるなど、日本サッカーの競争力を引き上げたという評価を受けている。
契約は今回の北中米W杯をもって満了となる。日本メディアによると、日本サッカー協会内部では森保監督に対する評価はおおむね肯定的だ。
共同通信は、宮本恒靖日本サッカー協会会長が米国から帰国する前に記者団に対し、まだ公式な決定は下されていないと前置きしつつも、森保監督に続投を要請する計画であることを明かしたと報じた。ただし、来年1〜2月にサウジアラビアで開催される2027 AFCアジアカップの準備のため、まずは1年契約延長案を提示する方向で検討されているという報道も出ている。
本田は日本代表として国際Aマッチ98試合に出場し37得点を記録した、日本サッカーを象徴する選手だ。日本人選手として初めてW杯本大会3大会(2010・2014・2018年)連続得点を達成し、アジア人選手としてのW杯本大会最多得点(9試合4得点)記録も保持している。
今回の北中米W杯では、日本の全試合でテレビ中継の解説委員を務めた本田は、代表監督への意欲を何度も示してきた。ブラジルとのベスト32戦が終わった後も「2030年のW杯では監督としてピッチに立ちたいという思いが強い。十分にやり遂げる自信もある」と語っていた。
ただし、現実的なハードルもある。日本メディアは、日本代表監督を務めるためには日本サッカー協会が認定する「JFA公認プロフェッショナルライセンス」が必要だが、本田はまだ当該資格を取得していないと伝えている。代表チームの指揮官に就任するためには、指導者資格の問題から解決しなければならない状況だ。



