
「サッカーの神」リオネル・メッシ(39・アルゼンチン)も、カーボベルデの40歳のゴールキーパー、ヴォジーニャを認めました。メッシは試合後、自ら彼を抱きしめて称賛し、ヴォジーニャが求めたユニフォーム交換にも応じました。
カーボベルデは4日、米フロリダ州マイアミ・スタジアムで行われた北中米ワールドカップ決勝トーナメント1回戦で、アルゼンチンに2-3で敗れました。史上初めてワールドカップ本大会に出場したカーボベルデの挑戦はベスト16で幕を閉じましたが、優勝候補のアルゼンチンを最後まで追い詰め、強い印象を残しました。ヴォジーニャはメッシをはじめとするアルゼンチンの攻撃陣を相手に何度も好セーブを見せ、カーボベルデの守護神としてチームを支えました。
試合後、ヴォジーニャがメッシに歩み寄ると、メッシは彼を抱きしめました。ヴォジーニャが試合後に明かした会話によると、メッシは「あなたは素晴らしい。あなたの国民はあなたを誇りに思うべきだ」という趣旨の言葉をかけました。ヴォジーニャは「メッシに近づくと、彼が私を抱きしめてそう言ってくれた。本当に信じられないことだった」と振り返りました。また、ヴォジーニャは「ありがとう、レオ。あなたが最高だ」と答えたと明かしました。メッシがヴォジーニャのプレーを高く評価したという内容は、ゴールコムやガルフニュースなど、複数の海外メディアが報じています。
ユニフォーム交換を先に求めたのはヴォジーニャでした。ヴォジーニャはメッシに「ユニフォームを交換してもらえますか」と尋ねました。メッシはこれを受け入れ、インタビューが終わった後にトンネルで渡すという趣旨の返答をしました。ヤフースポーツやアフリカサッカーなどは、二人の会話とユニフォーム交換のやり取りを伝えています。
ヴォジーニャは今大会、カーボベルデ旋風の象徴でした。特にグループリーグのスペイン戦では、強力な優勝候補の攻勢をしのいで0-0の引き分けに持ち込み、アルゼンチン戦でも再三の好セーブで接戦を演出しました。40歳という年齢を感じさせない活躍でした。国際サッカー連盟(FIFA)も大会期間中、ヴォジーニャの特別な経歴とカーボベルデ代表チームにおける存在感に注目していました。
ヴォジーニャのSNSフォロワーはワールドカップ直前まで5万人程度でしたが、現在は2500万人を超えています。ワールドカップ初出場国の無名な40歳のゴールキーパーが、世界チャンピオンを最後まで苦しめ、「サッカーの神」からも認められました。ヴォジーニャの2026年ワールドカップは、そのように幕を閉じました。



