
フランスの圧倒的な攻撃力が再び爆発した。キリアン・エムバペとウスマン・デンベレが揃ってゴールを決め、ワールドカップ準決勝進出を牽引した。彼らが2002年日韓ワールドカップの優勝チーム、ブラジルの伝説的な攻撃デュオであるロナウドとリバウドを彷彿とさせるという評価が出ている。
フランスは10日に行われた2026北中米ワールドカップ準々決勝で、モロッコを2-0で完破した。先制ゴールはエムバペ、ダメ押しゴールはデンベレが記録した。
スポーツ統計サイトのオプタは、試合直後に興味深い記録を紹介した。エムバペとデンベレはこの日のゴールで、今大会それぞれ8ゴールと5ゴールを記録中だ。1チームから2選手がワールドカップの同一大会でそれぞれ8ゴール以上、5ゴール以上を記録したのは、2002年日韓ワールドカップのブラジルのロナウド(8ゴール)・リバウド(5ゴール)以来初めてのことである。

当時、ブラジルはロナウド、リバウド、ロナウジーニョへと続く「3トップ」を前面に押し出し、全勝優勝を果たした。ロナウドは8ゴールでゴールデンブーツを受賞し、リバウドは5ゴールを加えてブラジルの5度目のワールドカップ優勝を導いた。
24年が経った今、フランスが同じような構図を描いている。エムバペはこの日のモロッコ戦で前半にペナルティキックを外したが、後半に幻想的な巻き込みシュートで決勝ゴールを決め、自身のミスを挽回した。今大会8ゴール目を記録し、リオネル・メッシと並んでゴールデンブーツの共同首位に返り咲いた。
デンベレも後半にダメ押しゴールを決め、今大会5ゴール目を記録した。昨年のバロンドール受賞者である彼は、PSGで見せた上昇気流を代表チームでも維持しており、エムバペと最高のコンビネーションを誇っている。
実は、フランスの攻撃陣に対する称賛は今大会の序盤から続いていた。
ロイター通信はベスト16進出直後、フランスの攻撃陣について「ワールドカップ史上最高の攻撃陣論争に加わる資格がある」と評価した。エムバペ、デンベレ、マイケル・オリーズが4試合で11ゴール9アシストを合算し、ブラッドリー・バルコラを含めた主力攻撃陣が13ゴールの大部分を責任を持っており、2002年のブラジル攻撃陣と比較できるほどの生産性を見せていると分析した。
イギリスのトークスポーツもエムバペを「第2のロナウド(R9)」と評し、「フランスを止めるには奇跡が必要だ」と絶賛した。特にエムバペ、デンベレ、オリーズが構築した攻撃のトライアングルを今大会最高の攻撃ユニットに挙げた。
フランスは今大会6試合で16ゴールを叩き出し、参加国の中で最も強力な火力を誇っている。エムバペとデンベレが13ゴールを合算して攻撃を牽引し、オリーズはアシスト部門の首位を走りながら得点機会を創出している。

2018年優勝、2022年準優勝に続き、3大会連続でワールドカップ準決勝に進出したフランス。24年前にロナウドとリバウドがブラジルを頂点に導いたように、エムバペとデンベレもフランスを再び世界の頂点へと導くことができるのか、関心が集まっている。


