「スペインの救世主」オヤルサバル、崖っぷちで輝く“静かなる暗殺者”

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「スペインの救世主」オヤルサバル、崖っぷちで輝く“静かなる暗殺者”
スペインのミケル・オヤルサバル(21番)が14日、ダラス・スタジアムで行われた2026ワールドカップ準決勝フランス戦で、チームの先制ゴールを決めて喜んでいる。AFP連合ニュース

直近のAマッチ20試合で18ゴールを量産
代表チームの「ワントップ不在」の残酷史を払拭
ユーロ決勝など大舞台での勝負強さ
ビッグゲームプレイヤー・隠れた英雄と称賛

スペインの華やかな世代交代を語る際、真っ先に浮かぶ名前はラミン・ヤマル(19・バルセロナ)だ。中盤の支配者ペドリ(24・バルセロナ)も欠かせない。しかし、スペインを2026北中米ワールドカップ決勝へと導いた真の解決者は、ミケル・オヤルサバル(29・レアル・ソシエダ)だった。

オヤルサバルは15日、米テキサス州ダラス・スタジアムで行われたフランスとのワールドカップ準決勝で、前半22分に落ち着いてペナルティキックを決め、先制点を挙げた。スペインは後半13分、ペドロ・ポロの追加点も加わり2-0で勝利し、2010年南アフリカ大会以来16年ぶりとなるワールドカップ決勝進出を決めた。



オヤルサバルは今大会だけで5ゴールを記録し、スペインの1大会最多得点記録に並んだ。1986年メキシコワールドカップのエミリオ・ブトラゲーニョ、2010年南アフリカワールドカップで優勝を牽引したダビド・ビジャが打ち立てた記録と同数である。

オヤルサバルはスペイン代表通算60試合目で30ゴール目を記録した。これにより彼は、ダビド・ビジャ(59ゴール)、ラウール・ゴンサレス(44ゴール)、フェルナンド・トーレス(38ゴール)、アルバロ・モラタ(37ゴール)、ダビド・シルバ(35ゴール)に続き、スペイン史上6人しかいない「Aマッチ30ゴールクラブ」の一員となった。

特に注目すべきは、その驚異的な直近の得点ペースだ。オヤルサバルは代表チームの直近20試合で、なんと18ゴールを叩き出している。長年、スペイン代表を悩ませてきた「ワントップ不在」の残酷史を完全に消し去る驚異的な数字だ。かつてはミッドフィルダーやサイドを往来し、サポート役に徹していた彼だが、近年のルイス・デ・ラ・フエンテ監督体制下で、恐るべきストライカーへと生まれ変わった。

彼の真価は、トーナメントの最も高い舞台で際立って輝く。ユーロ2024決勝でイングランドを沈める後半の劇的な決勝ゴールを決め、スペインに優勝カップをもたらしたオヤルサバルは、2年後のワールドカップ準決勝でも強豪フランスを相手にゴールを決め、チームを決勝へ導いた。代表チームの最も重要な試合のたびに勝負を決めるゴールを奪う能力から、スペインでは「ビッグゲームプレイヤー」と評されている。世界中のサッカーファンが彼を「華やかではないが、最も確実なスペインの静かなる暗殺者」と称える理由だ。

米スポーツ専門メディアのブリーチャー・フットボールは、試合直後にSNSを通じてオヤルサバルを「スペインの隠れた英雄」と紹介した。

彼は所属チームでも確固たるエースだ。レアル・ソシエダのユース出身である彼は、一つのチームでプロ生活を続けてきた「ワンクラブマン」である。キャプテンマークを巻いてチームを率い、2020年のコパ・デル・レイ(国王杯)決勝でも決勝ゴールを決め、今シーズンもコパ・デル・レイ優勝に貢献した。スター選手が次々とビッグクラブへ去っていく時代にあっても、ソシエダに残りチームの象徴として定着した。


常に黙々と自分の役割を果たし、ついに無敵艦隊の先鋒として堂々と立ち上がったオヤルサバルは、今、16年ぶりのワールドカップトロフィーを照準に定めている。

Grey

K-pop & Sports Content Editor

worked in Asia National News Media since 2019
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