
ジャンニ・インファンティーノ国際サッカー連盟(FIFA)会長をめぐり、国際サッカー界での反発が急速に広がっています。
スコットランドサッカー協会(SFA)は、インファンティーノ会長の次期FIFA会長選への出馬を支持しないことを決定したと、18日に外信が報じました。
SFAのイアン・マックスウェル最高経営責任者(CEO)は、インファンティーノ会長に対する信頼を失ったとし、次期選挙で同氏に投票しない意向を明らかにしました。
スコットランドに先立ち、イングランド、アイルランド、ウェールズなど欧州の一部サッカー協会もインファンティーノ会長への支持を撤回しています。
インファンティーノ会長は最近、FIFAワールドカップをはじめとする主要大会の商業的権利を活用し、大規模な民間投資を誘致する案を推進したことで、激しい反発を招きました。FIFA内部の意思決定プロセスやその透明性に対する批判も根強く残っています。
さらに、インファンティーノ会長の再選資格そのものをめぐる議論も浮上しています。
人権団体「フェアスクエア」は、インファンティーノ会長はすでにFIFA定款が許容する最大3回の任期を全うしたと指摘し、次期会長選への出馬を阻止するようFIFAに強く求めています。
インファンティーノ会長は2016年、ゼップ・ブラッター前会長の残りの任期を引き継いだ後、2019年と2023年に会長に選出されました。FIFA側は、2016年から2019年の期間を正式な任期としてカウントしないという立場をとっていますが、フェアスクエア側はこうした解釈こそが任期制限の趣旨を損なうものであると主張しています。
なお、次期FIFA会長選は2027年3月にモロッコで開催されるFIFA総会で実施される予定であり、FIFA加盟国はそれぞれ1票ずつを行使することになります。
インファンティーノ会長は依然としてアフリカや南米を中心に強固な支持基盤を維持しています。欧州を中心に始まった今回の支持撤回の動きが、実際の選挙戦にどの程度の影響を与えるのか、今後の動向が注目されます。


