
イングランド・プロサッカーのプレミアリーグ(EPL)が、審判およびビデオ判定(VAR)の判定に対する独立評価の結果を毎週公開することになりました。
EPLは18日、試合中の主要な判定を検討する独立機関「主要試合事象(KMI)パネル」の評価結果を、2026-2027シーズンから毎週公開すると発表しました。
KMIパネルは2022-2023シーズンに発足した5人体制の機関です。EPLの試合で発生した主要なシーンを再確認し、主審とVARの判断が適切だったかどうかを投票で評価する役割を担っています。
これまで、これらの評価結果はクラブと審判団にのみ伝えられており、詳細な判断内容は外部に公開されていませんでした。EPLは今回の措置について、「試合の審判の判定評価プロセスにおいて、完全な透明性を確保するためのもの」と説明しています。
さらに、審判とVAR室の間で交わされた会話も、より積極的に公開していく方針です。
EPLは今シーズンから、主要な判定状況において主審とVAR審判が実際に交わした音声を、公式ソーシャルメディア「プレミアリーグ・マッチセンター」を通じて公開することに決定しました。また、一部の試合では審判が装着したカメラに収められた試合中の臨場感あふれる音声も提供される予定です。
加えて、試合中に審判の説明をファンが直接聞くことができるようにする案も前向きに推進されます。
EPLはイングランドプロ試合審判機構(PGMOL)と共に、サッカー規則を管轄する国際サッカー評議会(IFAB)に対し、試合中の審判団のコミュニケーション内容をより多く中継できるよう規定の変更を継続的に要求していく計画です。
EPLが審判とVARの判断だけでなく、事後評価まで公開することにしたことで、誤審論争が発生した際にリーグが公式に判定の適切性を説明する構造が一層強化される見通しです。
2026-2027シーズンのEPLは、21日のディフェンディングチャンピオンであるアーセナルと昇格チームのコヴェントリー・シティの試合で華々しく幕を開けます。


