
インテル・マイアミに所属するスーパースター、リオネル・メッシ(39)が、最愛の父との辛い別れを乗り越え、天国へと捧げる魂の復帰後初ゴールを決めました。
メッシは20日、米ペンシルベニア州チェスターのスバル・パークで行われたフィラデルフィア・ユニオンとの2026年メジャーリーグサッカー(MLS)アウェイ戦で、1ゴール1アシストを記録。チームは2-2の引き分けに終わったものの、その絶対的な存在感を遺憾なく発揮しました。
この日のゴールは、メッシにとってこれまでのどの得点よりも、胸に迫る特別な意味を持つものでした。
メッシの父であり、幼少期から彼のキャリアを二人三脚で支え、長年にわたり代理人を務めてきたホルヘ・メッシ氏が、去る8日に故郷アルゼンチンのロサリオにて68歳で逝去したばかりだったのです。
最愛の父を失うという深い喪失感を抱えながらもピッチに立ったメッシ。前半26分、巧みなタッチで相手ディフェンダーをかわすと、得意の左足で鮮やかなシュートを放ち、見事にゴールネットを揺らしました。チームを2-1のリードへと導く貴重な勝ち越し弾。得点の瞬間、マイアミのチームメイトたちは一斉にメッシのもとへ駆け寄り、彼を固く抱きしめてその特別な瞬間を分かち合いました。
メッシはこの日、自身のゴールだけでなくチームの先制ゴールもアシストしており、1ゴール1アシストという圧巻のパフォーマンスでチームを牽引しました。
ほんの先週、メッシは自身のSNSなどを通じて父への追悼メッセージを綴り、「父さんがいなくて、これからどうやって前に進めばいいのか分からない」と、言葉にできないほどの深い悲しみを吐露したばかりでした。
この得点は、メッシにとって今シーズンのMLS通算13号ゴール。昨シーズンにMLS得点王へと輝いたメッシですが、現在14ゴールで首位を走るペタル・ムサ(ダラス)にわずか1ゴール差まで肉薄しており、2年連続となる得点王(ゴールデンブーツ)争いでも依然として凄まじい存在感を放っています。
また、インテル・マイアミはこの日の引き分けにより、最近引きずっていた連敗を「3」でストップさせることに成功しました。
メッシは今年、国際サッカー連盟(FIFA)北中米ワールドカップでもアルゼンチン代表のキャプテンとして決勝まで進出しましたが、激闘の末にスペインに敗れ、惜しくも準優勝となっていました。


