
高祐錫(コ・ウソク、28)が、米プロ野球メジャーリーグ(MLB)の他球団から獲得希望を受けられず、マイナー契約に切り替わって傘下マイナーリーグへの移管が決定した。
ミネソタ・ツインズは31日(日本時間)、コ・ウソクをマイナーリーグ・トリプルA(3A)傘下のセントポール・セインツへ移管したと発表した。
コ・ウソクは2023年シーズン終了後にポスティングシステムを利用して渡米。しかし、サンディエゴ・パドレス、マイアミ・マーリンズ、デトロイト・タイガースといった球団のマイナーリーグを転々とする苦しい生活を送った。今年7月にはトレードでミネソタ・ツインズへ移籍し、ついに夢見ていた憧れのMLBマウンドに立つことに成功した。しかし、巡ってきた千載一遇のチャンスを完璧に掴み取ることはできなかった。メジャーでは4試合に登板し、4イニングを投げて1ホールド、4失点、防御率9.00と振るわない結果に終わった。
その後、ミネソタはコ・ウソクをマイナーリーグへ降格させたが、降格先のセントポールでも8試合で2勝1敗、防御率12.54と大苦戦を強いられた。さらに7月25日には、登板直前にグラブから粘着性のある異物が発見され、10試合の出場停止という重い処分を科されるなど、グラウンド内外で紆余曲折とトラブルが絶えなかった。なお、コ・ウソク側の異議申し立てにより、この処分は最終的に8試合に短縮されている。
これを受けてミネソタ球団は、去る29日にコ・ウソクを40人枠から外し、事実上の戦力外(DFA)としてウェーバー公示した。MLBに所属する他の29球団のうち、コ・ウソクの獲得を希望するチームがあれば移籍が可能だったが、最終期限までに手を挙げる球団はどこにも現れなかった。
結果としてコ・ウソクは、引き続きセントポールに残留し、依然として厳しいメジャーリーグ再昇格への挑戦を続けることになった。万が一、彼が今シーズン中に古巣である韓国プロ野球(KBO)のLGツインズに電撃復帰したとしても、規定によりポストシーズンには出場できない状況だ。そのため、年内にコ・ウソクがKBOリーグへ復帰する可能性は極めて低いと見られている。なお、コ・ウソクはLGで通算7シーズンにわたり絶対的守護神として活躍し、139セーブ、防御率3.18という輝かしい実績を残している。


