
イングランド・プレミアリーグ(EPL)のマンチェスター・シティ(以下、マンC)が、夏の移籍市場閉幕を前に、セネガル代表ウィンガーのイリマン・エンディアイェ(26、エヴァートン)を獲得する見通しとなりました。当初はトッテナムへの移籍が有力視されていたエンディアイェですが、リシャルリソンのエヴァートン復帰が白紙となり行き場を失っていたところ、攻撃陣の補強を急ぐマンCが迅速な動きを見せました。
イギリスの公共放送「BBC」は1日、「マンCがエンディアイェの獲得をめぐり、エヴァートンと最大6500万ポンド(約124億円/約1112億ウォン)規模の移籍金で合意した」と報じました。同メディアによると、マンCがエヴァートンに支払う基本移籍金は6000万ポンドで、ここに500万ポンドのオプションが付帯する条件とのことです。
エンディアイェはセネガル出身の父親とフランス出身の母親の間に生まれ、2019年にシェフィールド・ユナイテッドでプロデビューを果たしました。その後、フランスの名門マルセイユを経て2024年7月にエヴァートンへ加入。セネガル代表としても活躍しており、2026年北中米ワールドカップ予選ではイラク戦でゴールを記録するなど、確かな実力を証明しています。
エンディアイェの新天地は、わずか数日前までマンCではなくトッテナムになる可能性が極めて濃厚でした。トッテナムとエヴァートンは先月28日の夜、エンディアイェのトッテナム移籍に合意。同時に、トッテナムのFWリシャルリソンが古巣エヴァートンへ復帰するという、別個の交渉も同時に進められていたのです。
しかし、リシャルリソンがエヴァートンとの個人条件で合意に至らず、状況は一変しました。エヴァートンはリシャルリソン獲得のために3500万ポンドを提示したとされていますが、選手側との交渉をまとめることができず、これに伴い、エンディアイェをトッテナムへ送り出すという計画自体もすべて白紙となりました。

リシャルリソンは自身のSNSを通じ、複雑な心境を吐露しています。「愛したクラブに戻ることが私の本来の意志だった」としつつも、「交渉が特定の人物たちが望むやり方でのみ進められ、これ以上そうさせておくわけにはいかないと判断した」と告白。さらに「トッテナムとの契約がある以上、クラブの方針に従う」と書き加えました。
エンディアイェの獲得に失敗したトッテナムは、すぐさま新たなサイドアタッカーの探索に乗り出しています。BBCは、トッテナムがチェルシーのウクライナ代表ウィンガー、ミハイロ・ムドリクを1シーズンのレンタルで獲得するための交渉を進めていると伝えました。
マンCは、トッテナム行きが頓挫したエンディアイェを素早く確保して補強に近づいた一方、同時に進めていたリヴァプール所属のオランダ代表FWコーディ・ガクポの獲得は白紙となる可能性が高まりました。
マンCはガクポ獲得のためにリヴァプールと交渉を行っており、リヴァプール側も代役となるアタッカーを確保できることを条件に、ガクポの移籍を容認する方針を示していました。
リヴァプールはパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWブラッドリー・バルコラを最大1億2300万ポンドで獲得したものの、さらにガクポまで手放すとなれば、攻撃の駒がもう一人必要だという立場を崩していません。これに対し、ブライトンのヤンクバ・ミンテやクリスタル・パレスのイスマイラ・サールを追加の補強候補にリストアップしたものの、両選手の移籍金をめぐる交渉が難航していると報じられています。



