
米プロ野球メジャーリーグ(MLB)のミネソタから放出された高佑錫(コ・ウソク)が、韓国へ戻る可能性が高まった。
ミネソタ傘下のトリプルAセントポール・セインツ球団は1日、高佑錫がフリーエージェント(FA)の身分になったと公示した。
高佑錫は先月29日、ミネソタから戦力外通告(DFA)を受けた。その後、ウェーバー公示されたが、ミネソタを除くMLB29球団の中で獲得の意思を示すチームはなく、トリプルAへ降格となっていた。
FAを選択したことは、米国舞台を離れて他のリーグでプレーすることを念頭に置いた決定だと解釈できる。KBOリーグ復帰の可能性が高まったのだ。高佑錫はこれまで、メジャー挑戦を終える場合、古巣であるLGへの復帰を最優先に考慮したいという意向を明かしてきた。
LGとしては、高佑錫が復帰すれば大きな力になるはずだ。「ディフェンディングチャンピオン」であるLGは、最近マウンドの主力選手たちが離脱し、苦境に立たされている。先発要員のソン・スンギとブルペン要員のキム・ジンソンが負傷で離脱した。
LGのチーム防御率は4.92で、10球団中7位だ。チーム順位も4位まで後退している状態だ。
ただし、高佑錫は今戻ったとしても、秋の野球(ポストシーズン)には参加できない。8月15日までに選手登録を完了しなければポストシーズン(PS)に出場できないためだ。しかし、LGの順位争いには力を貸すことができる。
高佑錫は2023年11月、当時所属していたLGの許可を得てポスティングシステムを通じて米プロ野球進出に挑戦し、サンディエゴと1+1年、最大総額940万ドルで契約した。
しかし、高佑錫は2024年3月にソウルの高尺スカイドームで開催されたLAドジャースとのMLB公式開幕シリーズのロースターに入ることができなかった。開幕シリーズを控えて行われた古巣LGとの練習試合で、後輩のイ・ジェウォンに本塁打を浴びるなど、1イニング2失点と不振だったことが影響した。
マイナーリーグで最初のシーズンをスタートさせた高佑錫は、開幕2ヶ月でマイアミにトレードされ、移籍後1ヶ月も経たないうちに戦力外通告を受けた。彼はマイアミとマイナー契約を結んで再起を狙ったが、ダブルAまで降格するなど不振が続いた。
昨年6月にはマイアミ傘下のマイナーリーグ、ジャクソンビル・ジャンボシュリンプから放出された後、デトロイトとマイナー契約を結んだ。
高佑錫はその年の11月にデトロイトから放出されたが、今年1月にデトロイトと再びマイナー契約を結び、チャンスを待った。
その間、LGからのオファーもあった。チャ・ミョンソクLG団長が今年5月に直接米国を訪れて復帰を勧めたが、提案を丁重に断っていた。
そして先月、金銭トレードを通じてブルペン問題を抱えていたミネソタに合流し、7月10日のMLBクリーブランドとのホーム戦で、ついに夢見ていたメジャーデビューを果たした。
高佑錫はメジャーで4試合に登板し、1ホールド、防御率9.00の成績を残してマイナーリーグへ降格。7月25日のトリプルAの試合では、異物使用禁止規定違反で退場処分を受けるという苦難も経験した。高佑錫は異議申し立ての末、10試合の出場停止処分を8試合に短縮したが、この過程でかなりの心の傷を負ったと伝えられている。
先月29日、高佑錫はミネソタから戦力外通告を受け、他球団からの獲得オファーがなく身分がマイナーリーグへ移管されると、最終的にFAを選択した。
高佑錫のメジャー登板は4試合で、マイナーリーグ通算成績は3シーズンで111試合、11勝6敗10ホールド10セーブ、防御率5.02だった。


