
タレントのキム・グラが、バラエティ番組の中で元プロ野球選手ファン・ジェギュンの離婚に触れ、彼ならではの機知に富んだジョークでスタジオを沸かせました。

バラエティ番組『ラジオスター』での突然の言及
10月16日に韓国で放送されたMBCのトークバラエティ番組『ラジオスター』には、元テニス選手のイ・ヒョンテク、モデルのイ・ヘジョン、元柔道選手のチョ・ジュンホ、ガールズグループ「REscene(リセンヌ)」のミナミがゲストとして出演しました。この日、タレントとして活躍する元アスリートたちの放送界での立ち位置についてトークが繰り広げられる中、イ・ヒョンテクはバラエティ界におけるアスリートの系譜を説明。その中で、ユン・ソクミンやキム・ヨングァンとともにファン・ジェギュンの名前を挙げました。
イ・ヒョンテクが「ファン・ジェギュンは大手事務所に所属しているにもかかわらず、最近あまり番組に出演できていないため、現在はボディプロフィール(鍛え上げた体を残す記念写真)を撮影しているそうだ」と近況を明かすと、MCを務めるキム・グラが口を開きました。

「再出発の先輩」としてのユーモラスなアドバイス
過去に離婚を経験し、その後再婚して新たな家庭を築いた経歴を持つキム・グラは、ファン・ジェギュンについて「彼にはまだカードが残っている」と切り出しました。続けて「再婚カードだ。これは非常に強力なカードだ。イ・ヒョンテクさんには使えないカードではないか」と、彼ならではの鋭いジョークを放ちました。
この予想外のストレートな発言に対し、イ・ヒョンテクは「では、自分はどのようなポジションを確立すればいいのか」と切り返し、キム・グラが「私がこれまで見てきたアスリートの中で、あなたが一番口数が多い」と応酬したことで、スタジオは大きな笑いに包まれました。
ファン・ジェギュンとキム・グラ、それぞれの歩み
ファン・ジェギュンは2022年12月に人気ガールズグループ「T-ARA(ティアラ)」のジヨンと結婚したものの、2024年10月に協議離婚したことを発表しました。2023年12月に現役引退を宣言したファン・ジェギュンは、2024年2月に大手芸能事務所のSM C&Cと専属契約を結び、最近引退式を終えたばかりで、タレントとしての新たな活動を本格化させています。

一方で、MCのキム・グラは1998年に最初の結婚をしましたが、約18年間の結婚生活を経て2015年8月に協議離婚。その後、2020年に12歳年下の一般女性と婚姻届を提出して再婚し、2021年には娘が誕生しました。長男のGREE(グリ)とは23歳差となる娘を授かり、精神的な安定を取り戻した「人生の先輩」として、ファン・ジェギュンのプライベートな話題をユーモアへと昇華させた形です。
韓国芸能界における「離婚・再婚」への視点の変化
韓国の人気バラエティ番組『ラジオスター』は、MC陣がゲストのプライベートやデリケートな話題に対して容赦なく切り込む独自のスタイルで知られています。かつて韓国社会では離婚や再婚について公に語ることはタブー視される傾向にありましたが、近年では今回のキム・グラのように、自虐ネタや前向きなアドバイスとしてユーモラスに消化するケースが増えています。人生の再出発をオープンに捉え、タレントとしての新しいキャラクター付けやステップアップの契機にするという、現代の韓国芸能界における価値観の変化が垣間見える場面となりました。


