
ソン・フンミン(34・LAFC)が所属するメジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルスFC(LAFC)が、指揮官であるマーク・ドス・サントス監督を解任したことが明らかになりました。
解任の経緯とFCダラス戦での敗北
LAFCは28日、公式チャンネルを通じて「慎重な検討の結果、ドス・サントス監督との契約を解除することを決定した」と発表しました。現在、クラブは後任の選定を進めており、暫定監督体制に関する計画についても近日中に公表する見通しです。
この決定は、FCダラスに0-1で敗れた直後に下されました。試合当日、LAFCはソン・フンミンのほか、デニス・ブアンガやマチュー・シュアニエールといった主力選手が各国代表チーム招集のために不在という厳しい台所事情でした。しかし、この敗北により直近の成績不振に対する監督の責任が問われ、正式監督に昇格してからわずか10ヶ月での電撃解任となりました。
ドス・サントス体制の歩みと不振の要因
ドス・サントス監督は昨年12月、クラブ史上3人目の指揮官として就任しました。2022年から同クラブのコーチを務め、MLSカップやサポーターズ・シールド、USオープンカップ優勝という黄金期をスティーブ・チェルンドロ前監督と共に築き上げた実績を買われての昇格でした。
シーズン開幕当初は公式戦8試合無敗を記録するなど好調な滑り出しを見せましたが、シーズン中盤から徐々にチームの競技力が低下。勝ち点を積み上げられない試合が続き、直近のリーグ戦10試合では1勝5分け4敗という深刻な停滞に陥っていました。現在、LAFCは11勝8分け9敗(勝ち点41)でウェスタン・カンファレンス6位に低迷しています。
クラブ側のコメントと今後の展望
ジョン・ソリントンGMは「マークは長い間、このクラブに多大な貢献をしてくれた。彼の献身とチームへの尽力に深く感謝し、今後の幸運を祈っている」と述べ、功労者に対する敬意を示しました。MLS(メジャーリーグサッカー)の現場では、シーズン途中の監督交代は再建に向けた劇薬となることも多いですが、ソン・フンミンらスター選手を擁するチームがこの苦境をどう乗り越えるか、今後の人事動向に注目が集まります。


