
韓国の報道界において圧倒的な存在感を放つニュースキャスター、白智妍(ペク・ジヨン)氏。彼女が大学時代、その類まれなる美貌から他学部の男子学生までもが講義室に押し寄せ、教授が授業の進行のために彼らを退出させるよう求めたという伝説的なエピソードが大きな注目を集めています。
「延世大のブルック・シールズ」として知られた学生時代
1964年生まれの白智妍氏は、延世大学心理学部を卒業後、1987年にMBCの公開採用アナウンサーとしてメディア業界に足を踏み入れました。大学在学中から、その長身で洗練された容姿はキャンパス内で非常に有名であり、当時の世界的スターであるブルック・シールズに似ていることから「延世大のブルック・シールズ」という愛称で呼ばれていました。

当時の逸話として、彼女の講義には他学部の学生が多数押しかけ、教授が「白智妍を見に来た学生は退出するように」と注意しなければならないほどだったとテレビ番組でも語られています。また、高校時代には身長174cmという目立つスタイルゆえに周囲の視線を集めることが多く、バスに乗る際にも視線を避けて終点まで歩いてから乗車するといった苦労もあったと明かしています。
史上最年少での看板ニュースキャスター就任
彼女を単なる「キャンパス・スター」で終わらせなかったのは、その知性と実力でした。大学卒業直前の1987年にMBCアナウンサー試験に合格し、翌1988年には入社わずか5カ月という異例の早さで、韓国の看板報道番組『MBCニュースデスク』の女性キャスターに抜擢されました。当時20代前半の新人であった彼女が、メインニュースを担当したことは業界内外に大きな衝撃を与えました。
時事キャスターからマルチメディアクリエイターへ
その後、長年にわたり『ニュースデスク』の顔として活動。正確な発声と冷静な進行力、そして独自のカリスマ性で女性キャスターの地位を確立しました。MBC退職後もフリーランスとして時事番組やインタビュー番組で活躍し、専門性を高めてきました。最近ではYouTubeチャンネル『今、白智妍』を開設し、日常やセルフマネジメントを発信するなど、新たなプラットフォームを通じた視聴者とのコミュニケーションにも力を入れています。大学のキャンパスで注目を集めた少女は、現在もなお、第一線で独自の道を切り拓き続けています。


