


ミルウォーキーが球団創設初のWS優勝
米プロ野球メジャーリーグ(MLB)のミルウォーキーが、ついにワールドシリーズ(WS)初優勝の快挙を成し遂げた。ミルウォーキーは29日、米フロリダ州のトロピカーナ・フィールドで行われたタンパベイとのワールドシリーズ第5戦で4-1と勝利し、対戦成績4勝1敗でシリーズを制した。1969年の球団創設から44年を経て、ついに悲願のタイトルを手にすることとなった。
圧倒的な強さで駆け抜けたシーズン
ミルウォーキーはレギュラーシーズンから非常に高い勝率を維持し、103勝59敗という記録でナショナル・リーグ中地区を制覇した。ポストシーズンに入ってもその勢いは止まらず、地区シリーズではサンディエゴを3勝1敗、リーグチャンピオンシップシリーズではロサンゼルス・ドジャースを4戦全勝で下す「スイープ」を達成し、ワールドシリーズまで勝ち上がった。WSでも第3戦まで無傷の連勝を重ね、王手をかけた。
決戦第5戦の試合経過
第5戦では、タンパベイがエースのドリュー・ラスムッセンを中3日でマウンドに送ったが、ミルウォーキー打線がこれを攻略。2回にクーパー・プラットの適時打で先制すると、5回にはデビッド・ハミルトン、6回にはウィリアム・コントレラスやプラットの追加点で着実にリードを広げた。ミルウォーキーの先発ジェイコブ・ミゼラウスキーは5.2回を無失点に抑える好投を見せ、チームの勝利に大きく貢献した。
ファンと伝説の実況者を繋ぐ絆
試合中、客席には「HERE THAT, UECK?(ユッカー、聞こえますか?)」というメッセージを掲げたファンの姿があった。これは昨年逝去した名物アナウンサー、ボブ・ユッカー氏を追悼するものだ。50年以上にわたりミルウォーキーの実況を務めた同氏への想いと共に、ファンと球団が長年待ち望んだ優勝の瞬間を分かち合った。一方のタンパベイは創設初の頂点を目指したが、惜しくも今回で3度目の準優勝となった。




