ソト復帰もリンドーア離脱…12連敗脱出のメッツに忍び寄る「歴史的悪夢」の影

ソト復帰もリンドーア離脱…12連敗脱出のメッツに忍び寄る「歴史的悪夢」の影
ニューヨーク・メッツのフアン・ソトが、負傷から復帰した初戦となる23日のミネソタ戦、3回裏に放ったライナー性の打球が守備に阻まれ、悔しがっている。AP連合ニュース

フアン・ソトが戻ってきた。ニューヨーク・メッツは12連敗を止めた。しかし皮肉なことに、良いことの後に必ず悪材料が重なるのが今年のメッツである。ソトが戻ってきたその日に、遊撃手のフランシスコ・リンドーアが負傷で倒れた。

メッツは23日、ニューヨークの本拠地でミネソタを3-2で下した。1回裏にリンドーアが先制適時打を放った。4回表に同点を許したが、4回裏にフランシスコ・アルバレスの1打点二塁打で再び突き放した。メッツは2-2の同点だった8回表、2死満塁のピンチを迎えたが、ルーク・ウィーバーが「ミネソタの未来」と呼ばれる有望株ルーク・キッシェルをファウルフライに打ち取った。危機を脱したメッツは、8回裏にマーク・ビエントスが1打点適時打を放ち、9回表に再びマウンドに上がったウィーバーが3つの三振を奪って最後のイニングを締めくくり、長かった連敗を止めた。



ソトが戻り、メッツも勝利した。ソトはこの日、2番・指名打者で先発出場し、3打数1安打1四球で「マルチ出塁」を記録した。

ソトは去る4日のサンフランシスコ戦の途中で交代して以来、グラウンドに立つことができなかった。ふくらはぎの筋肉損傷により、6日に負傷者リスト(IL)に登録された。メッツはソトが抜けた最初の3試合はすべて勝利したが、その後12連敗を喫した。

ソトが抜けたことで、メッツの打線は完全に凍りついた。1試合平均4.38得点でリーグ中位だったチームが、ソトの欠場後は1試合平均2.67点と全体最下位まで転落した。連敗期間中、メッツの得点圏打率は0.161にとどまった。2死後の得点圏打率は0.094と、さらに悲惨な数字だった。

ソト復帰もリンドーア離脱…12連敗脱出のメッツに忍び寄る「歴史的悪夢」の影
ニューヨーク・メッツのフランシスコ・リンドーアが23日のミネソタ戦で、ホームへのスライディングで得点している。走塁中にふくらはぎを痛めたリンドーアは、次のイニングで交代した。AFP連合ニュース

それゆえにソトの復帰がより切実だった。ソトはリーグ最高の打者の一人であり、いざという時に一人で流れを変えることができるスーパースターだ。ビッグリーグ通算9シーズンで出塁率は0.417、OPSは0.948に達する。昨シーズン、メッツと15年総額7億6500万ドル(約1兆1300億ウォン)のフリーエージェント(FA)契約を結び、全スポーツ種目を通じても史上最高額の選手として名を連ねた。

しかしメッツは、ソトが戻り連敗を止めたこの日も、心から喜ぶことはできなかった。野手陣のもう一人の核であるリンドーアが、4回の走塁中に左ふくらはぎを痛めたのだ。リンドーアは後続打者の適時打で苦しみながらもベースを回って得点まで成功したが、5回の守備には就けなかった。

リンドーアは奇しくもソトと同じ箇所を痛めた。回復期間も彼と似たようなものになる可能性がある。2週間以上離脱する可能性があるということだ。メッツ球団は、リンドーアがMRI検査を受ける予定だと明らかにした。


ESPNによると、今年メッツが記録する以前まで、12連敗は計138回あった。その中でポストシーズンに進出したチームは一つもなかった。今シーズン、選手団の年俸として3億3000万ドル、リーグで最も多くの資金を投じているメッツとしては、決して受け入れられない事態である。

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