
ブラジルサッカー代表チームに再び緊張が走っている。カルロ・アンチェロッティ監督が北中米W杯の最終メンバーに選出したネイマール(34・サントス)が、またしても負傷という懸念材料を抱えることになった。W杯開幕まであと3週間という時期だけに、ブラジル代表チームにとっても小さくない負担となっている。
CNNブラジルは21日、ネイマールが右ふくらはぎの浮腫と診断され、ブラジル代表のコーチ陣が彼のコンディションを特別に注視していると伝えた。ネイマールは17日、審判のミスにより強制交代となったコリチーバ戦でふくらはぎを負傷したと伝えられている。サントスはネイマールが回復に専念できるよう、当面はチームの試合に出場させない方針だ。現地では回復期間を5〜10日と見ている。
ブラジルのメディアTNH1は「この負傷が直ちにW杯欠場を意味するわけではないが、ブラジル代表チーム内部に警戒信号が灯った」と報じた。

ネイマールは19日に発表されたブラジルの北中米W杯最終エントリーに含まれた。2023年10月のウルグアイ戦で膝の十字靭帯と半月板を損傷して以来、代表チームから遠ざかっていたネイマールは、劇的にW杯出場の夢を叶えた。
しかし、メンバー発表直後に新たな負傷のニュースが報じられ、議論が再燃している。アンチェロッティ監督はネイマールの経験と技術、そして代表チーム内での象徴性を考慮して最終26人に選出した。議論の中でネイマールを抜擢したことに対し、長期離脱後の試合勘が完全に戻っているのかという疑問の声があり、チェルシーのFWジョアン・ペドロなど他の攻撃陣が選外となったことも現地ファンの間で物議を醸した。そのような状況で、ネイマールが再び負傷により所属チームの試合出場を見送ることになれば、最終メンバー選出の妥当性をめぐる論争はさらに激化せざるを得ない。
ネイマールが無事に回復すればW杯出場は可能と見られるが、頻繁な負傷に悩まされているだけに、万全な状態での出場には懸念も出ている。彼のコンディションはブラジルの攻撃構想にも影響を与える。ブラジルにはヴィニシウス・ジュニオール、ハフィーニャ、エンドリッキなど豊富な攻撃資源がいるが、ネイマールは依然として唯一無二の存在だ。相手守備を引きつけ、中央とサイドを行き来しながらラストパスとフィニッシュを同時にこなすことができる。アンチェロッティ監督が彼を招集したのも、完全なスタメン保証というよりは、大一番で使える特別なカードとして判断したためと見られる。

CNNブラジルは「ネイマールのコンディションが代表チームのコーチ陣による特別管理対象となった」と伝えた。


