

「ワールドクラス」のトレント・アレクサンダー=アーノルドは、来るFIFA北中米ワールドカップの舞台には立てない見通しだ。イングランド代表の最終メンバーから外れることになった。
代わりに、トッテナム・ホットスパーのジェド・スペンスが選出される予定である。
高い信頼性を誇る『ジ・アスレティック』のデヴィッド・オーンスタイン記者は22日(韓国時間)、「アレクサンダー=アーノルドがイングランドのワールドカップ代表メンバーから外れ、ジェド・スペンスが抜擢された」と報じた。
オーンスタイン記者は、「アレクサンダー=アーノルドは、ジェド・スペンスの選出に伴い、ワールドカップのイングランド代表メンバーから外れる見込みだ。レアル・マドリードのサイドバックであるアーノルドが外れたのは、ニューカッスル・ユナイテッドのDFティノ・リヴラメントが優先されたためである。マンチェスター・ユナイテッドのルーク・ショーも選出されなかった」と明かした。
続けて「スペンスは先日のチェルシー戦でリアム・デラップとの衝突により顎の骨を骨折したが、今回のメンバー入りで復帰が確定した」とし、「アレクサンダー=アーノルドは、2025年6月のアンドラ戦で交代出場し、トーマス・トゥヘル監督体制下で唯一の出場を記録して以来、イングランド代表には招集されていない」と説明した。

アレクサンダー=アーノルドは2025-2026シーズンを前に、2016年のプロデビューから約9年間過ごしたリヴァプールを離れ、レアル・マドリードのユニフォームに袖を通した。リヴァプールではUEFAチャンピオンズリーグやプレミアリーグ(PL)など数多くのタイトルを獲得し、個人としても世界最高のサイドバックと称される実力者だった。
しかし、レアル・マドリード移籍後の輝きは失われてしまった。アレクサンダー=アーノルドはFIFAクラブワールドカップでまずまずのパフォーマンスを見せていたが、準決勝を前に負傷で離脱した。
シーズン開幕後も度重なる負傷により満足にプレーできず、前半戦を期待外れの結果で終えた。後半戦も大きな変化はなかった。全公式戦を通じて30試合に出場し5アシストを記録したが、レアル・マドリードは無冠に終わった。

アレクサンダー=アーノルドがスペンスに押し出される形で北中米ワールドカップの代表メンバーから落選したことは驚きだ。スペンスが所属するトッテナムも無冠であり、今季リーグ第37節終了時点で17位と低迷している。ウェストハム・ユナイテッドと降格争いをしている状況だ。さらにスペンスはトッテナムでレギュラーですらない。ネームバリューだけで見れば、レアル・マドリードのDFがリーグ17位の控え選手に代表選出争いで敗れたことになる。
トッテナム担当のジャック・ピット=ブルック記者は、「スペンスの多才さが、彼が代表に抜擢された理由だ」と見ている。
同記者の分析によると、イングランド代表のトゥヘル監督は昨年9月からスペンスに代表復帰のチャンスを与えていた。その後、スペンスは3度、代表戦に出場している。
スペンスは左右両方のサイドバックをこなせる器用さを持ち、1対1の状況における非常に優れた守備力が持ち味だ。ボールを運ぶ能力も備えており、監督が好む要素を多く持っている。実力とは別に態度の問題が指摘されることもあるが、その能力はイングランド代表の助けになると判断されたようだ。


