
日本プロ野球が、自動投球判定システム(ABS)の導入を真剣に検討しているようだ。
日本のメディア「東スポ」は26日、「球審のストライクコールが機械の検証を受ける時代に突入するのだろうか」とし、「ピッチコムやピッチクロックに続き、日本プロ野球(NPB)で次の焦点として浮上しているのがABSだ」と報じ、アメリカプロ野球メジャーリーグ(MLB)とKBOリーグの活用事例に注目している。
先月20日、日本野球機構と日本プロ野球選手会が会合を持ち、この件について議論した。ピッチコムやピッチクロックについては、国際基準への対応が必要だという点で合意形成がなされたが、ストライクとボールをどのように判定するかについては、日本プロ野球界の悩みは依然として大きいようだ。
MLBでは今シーズンから初めてABSを導入した。球審が先に判定を下し、異議申し立てに応じてABSで確認する「チャレンジ」方式で行われる。各チームは1試合につき2回(正規イニング基準)までチャレンジを申請できる。これについて東スポは、「すべてを機械に任せず、人間の判定を残しながら重要な要素だけを確認する『折衷型』」と表現した。その上で、「開幕から2ヶ月が過ぎた今、実際に判定が覆る場面も出ている」と伝えた。
KBOリーグについては、「一歩先を行っている」と伝えた。KBOリーグは2024年から1軍の試合でABSを適用している。すべての投球のストライク・ボールをABSが判定し、球審がイヤホンで伝えられた結果を宣告する。東スポは、「アメリカが人間の余地を残した方式だとすれば、韓国は判定の均一化をより強力に推し進めた形態だ」と評した。
日本プロ野球にもABSを導入する技術的な土台は整っているとも伝えた。同メディアは、2024年から12球団の1軍本拠地に野球データ収集機器である「ホークアイ」が導入された事実に触れ、「投球がストライクゾーンからどれだけ外れたかを把握できるため、運用ルールさえ確定すれば(ABS導入に関する)議論は一気に現実味を帯びるだろう」とした。
また、審判保護の側面でも利点があると指摘した。東スポは、「韓国ではABS導入後、審判が試合後に個別の判定責任を過度に背負う場面が減り、職務上の精神的負担が軽くなったという声もある」と伝えた。
選手たちも導入の必要性を主張している。選手会会長であるソフトバンクの近藤健介は、「野球のレベルを上げるためにも審判たちの協力が必要だ」と語った。
東スポは、「NPBが今後向き合うべき論点は『機械を導入するか否か』だけではない」とし、「『ロボット審判』の波がグラウンドの空気だけでなく、野球界の働き方まで変えようとしている」と締めくくった。


