
サッカーブラジル代表のカルロ・アンチェロッティ監督が、負傷中のネイマール(34・サントス)をワールドカップの最終メンバーから外さないという意思を明確にした。ふくらはぎの負傷により代表チームの初トレーニングをこなせず、1日のパナマとの親善試合にも出場できないが、ブラジルはネイマールを北中米ワールドカップ本大会に連れて行く。
アンチェロッティ監督は31日、パナマとの親善試合を翌日に控えた記者会見で、「ワールドカップのメンバーに変更はない。今回選出された26名がワールドカップでプレーする」と明かした。また、ネイマールのコンディションについては「順調に回復しており、ワールドカップに同行させる」と語った。
ネイマールは右ふくらはぎの筋肉負傷により、現在は通常のトレーニングができていない。代表招集後の初トレーニングには不参加で、病院でMRI検査を受けた。ブラジル代表チームの主治医ロドリゴ・ラスマール氏は、ネイマールの右ふくらはぎの負傷を「第2段階の筋肉損傷」と診断し、回復には2〜3週間かかる可能性があると伝えた。この場合、6月14日に行われるモロッコとのグループリーグ初戦への出場は不透明だ。

アンチェロッティ監督もこの点を認める姿勢だ。同監督は「ネイマールは初戦のモロッコ戦、あるいは遅くとも第2戦のハイチ戦での復帰を目指して回復に努めている」と伝えた。
また、ネイマールとチーム内での役割について話し合ったことを明かし、彼が試合勘を取り戻すために懸命に努力していると付け加えた。
ワールドカップ通算最多優勝国(5回)であるブラジルは、モロッコ、ハイチ、スコットランドと共にグループCに入った。ネイマールはブラジル代表の歴代最多得点記録(128試合79ゴール)を持つ看板スターだ。ワールドカップに3度出場した経験を持つネイマールだが、長らく代表チームからは遠ざかっていた。2023年10月の北中米ワールドカップ南米予選ウルグアイ戦で左膝の前十字靭帯と半月板を損傷し、長いリハビリ生活を送った。その後も度重なる負傷に苦しみ、代表には選出されていなかった。アンチェロッティ監督が率いるブラジル代表のユニフォームを着るのは、今回が初めてとなる。


