
「ノルウェーがベスト8に行けば実行」
放送中の公約が現実に
イギリスに戻る時間がないため
ニューヨークのハドソン川で代用か
2026北中米ワールドカップで最大の旋風を巻き起こしているノルウェーが、史上初のワールドカップベスト8入りを果たしたことで、イングランドのレジェンド、ウェイン・ルーニーの「マージー川ボート漕ぎ公約」に全世界のサッカーファンの視線が注がれている。
イギリスメディアのザ・サンとトークスポーツは9日、「ルーニーが生放送でした約束を守らなければならない状況になった」とし、このシーンがSNSで再び拡散されていると報じた。
事の発端は、ノルウェーがブラジルを破る前のことだった。ルーニーはBBCのワールドカップ放送でノルウェー代表チームについて話していた際、「ノルウェーがベスト8に進出したら、マージー川でボートを漕ぐ(If Norway get to the quarter-final, I’ll row down the River Mersey)」と冗談めかして語った。当時は、ほとんどのパネリストやファンが、実現の可能性が低い罰ゲーム程度の公約として受け止めていた。
しかし、アーリング・ハーランドがブラジル戦でマルチゴールを決め、ノルウェーを史上初のワールドカップベスト8へと導くと、状況は一変した。SNSには当時の放送映像が話題となり、「今こそボートを準備すべきだ」、「約束は約束だ」といったコメントが殺到した。X(旧Twitter)やTikTokなどでは、該当の映像が数百万回以上再生され、ミームのように消費されている。
ルーニーも逃げなかった。BBCの中継中に自身の発言が再び取り上げられると、ルーニーは笑いながら「私は約束を守る男だ」と語った。さらに、共に解説を務めるマイカ・リチャーズを巻き込み、「マイカも一緒にやることになった」と冗談を言い、進行役のギャビー・ローガンまで「私たちはチームだ」と巻き込んで現場を笑いの渦に包んだ。最初は困惑していたリチャーズも、最終的には参加の意思を明らかにした。
ただ、現実的な問題もあった。ルーニーはBBCのスケジュールのためにイギリスに戻る時間がないとし、「マージー川ではなく、ニューヨークのハドソン川でやらなければならないかもしれない。BBCが許可してくれるなら、どこででもやる」と語り、再び爆笑を誘った。
韓国のファンにとっては、最近のガールズグループRESCENE(リセンヌ)のメンバー、メイの「巨済島(コジェド)公約」を思い起こさせる出来事だ。
メイは、逆走ヒットした楽曲「Love Attack」がMelon TOP100に入ったら巨済島まで走っていくと約束した。実際にTOP100入りすると、ファンの歩数寄付イベントやショーンのYouTubeチャンネルに出演してランニングを行い、公約を実践して話題を集めた。最初は冗談で投げかけた言葉が、ファンの応援によって現実となった事例である。
ノルウェーの奇跡のような快進撃が続くにつれ、ファンの関心はハーランドの得点よりも「ルーニーが本当にマージー川でボートを漕ぐ姿を見られるのか」へと移っている。ルーニーの「マージー川のボート漕ぎ」がいつ実現するのか、全世界のサッカーファンが興味深く見守っている。


