
フランスが2026北中米ワールドカップ開幕を控えた最後の親善試合で勝利を収め、戦力点検を終えた。試合の主役はマイケル・オリーズだった。彼はハットトリックを達成し、攻撃陣内部の競争構図を改めて浮き彫りにした。
フランスは9日、フランス・リールのデカスロン・アレーナで行われた北アイルランドとの親善試合で、ハットトリックを達成したオリーズを先頭に3-1で勝利した。先日のコートジボワールとの親善試合で1-2の衝撃的な逆転負けを喫していたフランスは、最後の親善試合で快勝し、再びチームの雰囲気を引き上げた。
前半43分、ウスマン・デンベレのシュートが守備に当たってこぼれたところを、オリーズが押し込んで先制点を挙げた。オリーズは後半4分にも強烈なハーフボレーシュートで追加点を奪った。

守備がカウンターで揺さぶられる場面も見られたフランスは、結局後半19分、北アイルランドのシェイ・チャールズのクロスからパトリック・ケリーにゴールを許し、失点した。
しかし、オリーズが3点目を挙げてチームに完勝をもたらした。後半30分、ゴールから約20メートルの距離で巻いたシュートを北アイルランドのゴールに突き刺した。
フランスのメディア「レキップ」はオリーズの活躍について、「代表チーム内の攻撃オプションの競争を最も直接的に揺さぶった試合」と評価した。シーズンを通して所属チームで見せたパフォーマンスが代表チームでもそのまま発揮されており、ワールドカップ本大会のベスト11の座を巡る競争構図を塗り替えているという分析だ。
オリーズは今シーズン、バイエルン・ミュンヘンで公式戦52試合に出場し、22ゴール29アシストを記録してキャリアハイを達成した。
フランスはキリアン・エムバペを中心とした攻撃構造が確立されている。ウスマン・デンベレ、ブラッドリー・バルコラ、デジレ・ドゥエなど多様なタレントが揃っている。そこにオリーズがサイドと中央を行き来しながら攻撃の展開に深みを加えており、デシャン監督の選択肢はさらに広がっている状況だ。
ディディエ・デシャン監督は試合後の現地放送インタビューで、「攻撃陣の選択肢が増えることは常にポジティブなことだ」とし、「個人の活躍よりもチームのバランスが重要だ」と語った。

最終点検を終えたフランスは、17日午前4時、米ニュージャージー州のニューヨーク・ニュージャージー・スタジアムでセネガルを相手に本大会グループリーグ第1戦を行う。


