

メキシコ代表のベテランFWが、代表選出から約13年を経てついに「ワールドカップ初ゴール」を記録した。
ハビエル・アギーレ監督率いるメキシコは12日、国際サッカー連盟(FIFA)2026北中米ワールドカップ開幕戦で南アフリカ共和国に2-0で勝利した。メキシコはこの結果により勝ち点3を獲得し、A組首位に立った。
メキシコは今回の試合で勝利とともに、ドラマチックな瞬間も手にした。1-0でリードしていた後半22分、メキシコが右サイドから攻撃を仕掛けた。ロベルト・アルバラードがボックス内にクロスを上げると、ラウル・ヒメネスがヘディングで合わせ、チームの2点目を挙げた。
ヒメネスは得点後、左側のコーナーフラッグに向かって疾走し、喜びを爆発させた。歓喜に咆哮しながらカメラの前でセレモニーを披露する過程で、ついに涙を見せた。悲しくて泣いているのではない。感動の涙である。


ヒメネスは1991年生まれで、現在35歳だ。韓国代表の主将ソン・フンミン(33歳)より2歳年上である。当然、キャリアも華々しい。ヒメネスは2013年から現在まで約13年間、メキシコ代表のFWとして君臨している。最近まで代表戦だけで127試合に出場してきたレジェンドだ。
そんなベテランFWが、意外にもワールドカップではこれまで一度もゴールを決めていなかった。ヒメネスにとって今回の北中米ワールドカップは、キャリア通算4度目のワールドカップである。過去3大会(ブラジル、ロシア、カタール)ではゴールを奪えずにいた。
ヒメネスは35歳という年齢を考えると、今回の北中米大会が事実上のラストワールドカップだった。代表として13年プレーし、4度もワールドカップに出場したFWにとって「ワールドカップ0ゴール」は不名誉な記録として残る可能性があった。ヒメネスは大会開幕戦で、自身のキャリア初となるワールドカップ得点を記録した。
ヒメネスは歓喜の涙を流した。母国は彼の得点もあり、大会開幕戦を勝利で飾った。得点の沈黙を破ったヒメネスが、今後さらに得点を重ねることができるのか注目が集まる。
メキシコは来る19日、ホン・ミョンボ監督率いる韓国代表とA組第2戦を行う。


