「カタールの悪夢」再び…スペイン、ポゼッションサッカーの限界と不安な船出

「カタールの悪夢」再び…スペイン、ポゼッションサッカーの限界と不安な船出
アトランタ | AP連合ニュース

「2022年カタールW杯のモロッコ戦が脳裏をよぎった」

16日、米ジョージア州アトランタ・スタジアムで行われたスペイン対カーボベルデの2026 FIFA北中米ワールドカップ・グループステージH組第1戦が、衝撃的な0-0の引き分けに終わった後、ロイター通信がスペインの戦いぶりを批判して報じた一文だ。



スペインはカタールW杯のベスト16でモロッコと対戦した際、意味のないパスを繰り返してポゼッションに固執した結果、延長戦までの120分間を0-0で終え、最終的にPK戦の末に敗れて敗退した。

「ティキタカ」に代表されるスペインのポゼッションサッカーは、2010年南アフリカW杯での優勝で頂点を極めた。しかし、その後スペインのポゼッションサッカーに対抗する戦術が登場し始めると、スペインも下り坂をたどった。2014年ブラジルW杯(グループステージ敗退)、2018年ロシアW杯、そしてカタールW杯(いずれもベスト16)まで、スペインはなかなか力を発揮できずにいた。

「カタールの悪夢」再び…スペイン、ポゼッションサッカーの限界と不安な船出
アトランタ | AP連合ニュース

そんなスペインが、ユーロ2024での優勝を機に再び世界のサッカーの中心へと返り咲いたことで、今大会にかかる期待は大きかった。カタールW杯後にスペイン代表の指揮官に就任したデ・ラ・フエンテ監督は、ペドリ、ラミン・ヤマル(バルセロナ)、ニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ)ら若く才能あふれる選手を多数抜擢して「世代交代」を成し遂げ、実際に国際大会や親善試合でも成功を収めてきた。

しかし、スペイン人監督らしく、デ・ラ・フエンテ監督も結局はポゼッションを手放せなかった。速いテンポやプレスなどを適切に混ぜているという評価はあったものの、短期決戦であるW杯では再び「標的」になり得る状況だった。

実際にこの日のカーボベルデ戦がそうだった。スペインはポゼッション率で65%-25%(競合10%)と大きく上回った。さらにパスを実に811回も試み、306回にとどまったカーボベルデを2倍以上圧倒した。成功率も93.1%に達した。

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ルイス・デ・ラ・フエンテ スペイン代表監督。 アトランタ | EPA連合ニュース

しかし、最初から守備を固めるカーボベルデを相手に、こうした数値はすべて無意味だった。スペインはこの日、シュートも27本試みたが、枠内シュートはわずか7本にとどまり、効率は決して高くなかった。CBSスポーツは「スペインはファイナルサードでのボールタッチが534回、ポゼッション率74%を記録したが、ペナルティエリア内でのポゼッション回数は30回にとどまった」とし、「スペインの典型的なポゼッションサッカーはあまりに遅く、ぎこちなかった。ボールは保持したが、決定的な鋭さが欠けていた」と評価した。

この日の対戦相手、カーボベルデのペドロ・ブリト監督の言葉は多くのことを象徴している。ブリト監督は試合後、「スペインが試合を通してボールを支配していたと言える。しかし、試合をコントロールするということが、単にボールを保持することだけを意味するわけではない」と語り、「我々は別の方法で試合をコントロールした。もちろん、攻撃への転換をもっと多く作りたかったが、スペインは対戦するのが非常に難しいチームだった。だからこそ、この結果には満足している」と述べた。

さらに「近年のチームは守備の組織力が非常に高い。そしてW杯では、統計的にも攻守の切り替えやセットプレーの状況で勝負が決まることが多い。我々もそのように準備してきた」と説明した。つまり、意味のないポゼッションよりも「実利」が重要だということだ。

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Grey

K-pop & Sports Content Editor

worked in Asia National News Media since 2019
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