
サッカー韓国代表の洪明甫(ホン・ミョンボ)監督が、2026北中米ワールドカップのトーナメント進出がかかった南アフリカとのグループリーグ最終戦での勝利を誓った。
洪監督は南アフリカ戦を翌日に控えた24日、メキシコのモンテレイ・スタジアムで行われた公式記者会見で、「最も重要な試合が残っている。前回の試合(メキシコ戦)では全体的に悪くはなかったが、結果を出すことができなかった。それでも選手たちは心身ともに回復している」と自信をのぞかせた。
1勝1敗を記録した韓国は、メキシコ(2勝)に次ぐA組2位につけている。首位通過の道はメキシコに譲ったものの、最下位の南アフリカ(1分け1敗)を相手に引き分けるだけでも2位で32強に進出できる。
さらに韓国は、南アフリカに敗れたとしても3位で通過できる有利な立場にある。
洪監督は「歴代のワールドカップで第3戦の『ケース・バイ・ケース』を考えた際、(グループ1位で16強に進出した2002年日韓大会を除けば)このような状況はなかったと思う。これまでは勝たなければ突破できない状況ばかりだった」としつつも、「今の状況は悪くないが、特に有利だとも思っていない。こうした試合は難しく、相手も手ごわい。引き分けでいいと考えていては苦戦することになる。諦めずに最後まで勝利を目指す気持ちで準備する」と語った。

洪監督は、ホームのようなメキシコの応援と、モンテレイの高温多湿な環境に対する徹底した備えに信頼を寄せている。
洪監督は「チェコとの初戦でメキシコのファンが『コレア~』と叫んでくれたことはよく知っている。モンテレイには韓国企業も、在留邦人も多い。少しでもホームグラウンドのような気分で試合ができることは大きなプレゼントだ」と述べた。
また、「グアダラハラとは異なるモンテレイの天候は、選手たちが適応しにくい環境ではない。100%の適応は簡単ではないが、モンテレイの天候を事前に把握して準備してきた。高地に適応したように、高温多湿な環境も少し暑いかもしれないが、試合に大きな支障はないだろう」と付け加えた。
実際に今回の試合には、「赤い悪魔」(510人)と在留邦人(1500人)を合わせて2000人以上の応援が予告されている。チケット購入が確認された在留邦人だけでも約800人に達しており、メキシコシティに住む在留邦人も駆けつける予定だという。
前回の試合とは多少異なる試合運営も予告された。洪監督はメキシコ戦において、直前のチェコ戦から先発メンバーをわずか1人しか入れ替えないほど、変化には慎重だった。
洪監督は「第3戦だからといって、選手たちに特別な注文はしていない。第1・2戦で見せた姿で十分だ。自信と信頼を持ってプレーしてほしいと伝えたい。明日の試合は2~3人の入れ替えがあると考えている」と語った。
洪監督が自身の願い通り南アフリカ戦で勝利すれば、韓国人指導者として初めての2勝監督となる。2014年ブラジル大会当時、1勝も挙げられずに帰国した悔しさを晴らせる重要な局面だが、洪監督は「過去は重要ではない」と一線を画した。
洪監督は「私は今、選手たちと新たな挑戦をしている最中だ」とし、「自分の役割に最善を尽くしているだけだ。良い結果が出るか、どのような結果になるかは分からない。その結果に対して責任を負えばいい」と力を込めて語った。


