弱者の「宝くじ」PK戦、ドイツもオランダも沈む

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弱者の「宝くじ」PK戦、ドイツもオランダも沈む
30日、北中米W杯ベスト32のパラグアイ戦で敗れ、グラウンドを後にするドイツ代表GKマヌエル・ノイアー。Getty Imagesコリア

最も残酷な11メートルのルーレットと呼ばれる「PK戦」は、強豪国にとっても避けたい瞬間である。

2026北中米ワールドカップでも、優勝候補たちがPK戦の犠牲となった。PK戦にめっぽう強いと言われていたドイツも、オランダも先月30日、早々に大会を去ることになった。



サッカーにおいて、常に勝敗が決まるわけではない。ワールドカップのような大きな舞台では、互いに慎重な試合運びをするため引き分けになることが多い。グループリーグでは勝ち点1を分け合えば済むが、トーナメントでは別の方法を探さなければならない。1982年スペイン大会からはPK戦が導入された。

48カ国体制に拡大された今大会は、グループリーグの72試合のうち19試合(約26%)で引き分けが発生した。

トーナメントに入るとその割合はさらに高まった。7試合中2試合(約28%)ですでにPK戦が行われたが、旧西ドイツ時代を含め、ワールドカップのPK戦で4戦全勝(1982年準決勝フランス戦、1986年準々決勝メキシコ戦、1990年準決勝イングランド戦、2006年準々決勝アルゼンチン戦)を誇っていたドイツがその犠牲となった。

ドイツのPK戦敗退は、相手が格下と評価されていたパラグアイだっただけに、より衝撃的である。今大会開幕前のFIFAランキングはドイツが10位、パラグアイが41位だった。開催国ではない国がワールドカップのトーナメントで、FIFAランキングが30位以上離れたチームを破ったのは、この日のパラグアイが初めてのことだった。

しかし、PK戦では格下チームが笑う確率の方が高いため、十分に期待できる状況だったという評価だ。PK戦にもつれ込んだ時点で、強豪と格下に与えられる勝利の確率は50%で同等になる。

問題は、PK戦を左右する心理的なプレッシャーである。強豪国は勝って当たり前、負ければ大恥という重圧を背負ってシュートを蹴らなければならない。逆に格下チームは、負ければ当然の結果であり、勝てば奇跡である。強豪国のPK成功率はさらに下がる一方、格下チームは跳ね上がる。

統計的に1〜2番目のキッカーは72〜73%の確率で成功するが、3番目のキッカーからは70%を下回る。6番目のキッカーであるサドンデスからは50%まで低下するが、格下チームは逆に「このシュートを決めれば勝利が確定する状況」において、キッカーの成功率が92%まで跳ね上がることが知られている。


実際にドイツの敗戦も同じ方向に流れた。ドイツは3-3の同点状況で、6番目のキッカーであるヨナタン・ターが観客席にボールを蹴り上げてしまった。対するパラグアイのホセ・カナーレは、左足のシュートをゴール右上に突き刺し、ベスト16のチケットを手にした。パラグアイは2002年日韓ワールドカップのベスト16でドイツに喫した0-1の敗戦を、24年越しにやり返した形となった。

Grey

K-pop & Sports Content Editor

worked in Asia National News Media since 2019
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