
サッカー韓国代表の洪明甫(ホン・ミョンボ)前監督が、北中米ワールドカップでのグループリーグ敗退について改めて謝罪し、国会の聴聞会に出席する意向を明らかにした。ワールドカップ敗退直後に辞任した後、自身と家族に対する脅迫や身の安全への懸念から米国に滞在していたとし、「逃避論争」についても釈明した。
洪前監督は9日、「国民の皆様へお伝えする言葉」と題した立場文を発表し、「大韓民国のサッカーを愛し、応援してくださったすべての国民の皆様に心よりお詫び申し上げます」とし、「期待と応援に応えられず、多くの方々に失望と傷を与えてしまいました」と述べた。また、「国家代表チームの監督という重い責任を担いながらも、ワールドカップで国民の皆様が期待されていた結果を残すことができませんでした」とし、「その結果に対するすべての責任は監督である私にあります」と付け加えた。
洪前監督は先月29日、ワールドカップのグループリーグ敗退翌日にメキシコ現地で辞任を発表した。当時は謝罪の意を表明したものの、取材陣の質問は受け付けなかった。その後、公の場での発言は控えていた。帰国後の動向をめぐっても議論が巻き起こった。洪前監督は帰国から2日後に米ロサンゼルス(LA)へ出国し、一部からはワールドカップ失敗に対する批判を避けるために海外へ去ったのではないかという指摘が出ていた。洪前監督は「米国に滞在したことも、結果から目を背けたり避けたりするための選択ではありませんでした」とし、「当時、私と家族に向けた脅迫や身の安全への懸念があり、一家庭の家長として家族を守らなければならなかったためです」と説明した。続けて「いかなる理由があろうとも、監督としてなすべきことから目を背けたり、国民の皆様を避けようとしたりしたことは決してありません」と強調した。
沈黙を破って立場文を出した理由についても明かした。洪前監督は「時間が経つにつれ、事実とは異なる内容が事実であるかのように広まり、確認されていない話まで加わりました」とし、「共に代表チームのために献身した選手やスタッフまでが誤解や憶測の中に置かれる姿を見て、ただ沈黙を守ることが果たして正しいことなのか、改めて考えさせられました」と語った。
国会の文化体育観光委員会は同日午前、「大韓サッカー協会の懸案関連聴聞会実施計画書の採択の件」を議決し、来る22日に聴聞会を開くことを決定した。洪前監督も証人として採択された。洪前監督は「聴聞会が開かれるのであれば、その場はワールドカップの結果について国民の皆様に説明する場だと考えています」とし、「であれば、その場に立つべき人間も監督である私です」と述べた。さらに「国民の皆様の前で、私が知っている事実をありのままにお話しし、いかなる質問も避けずにお答えします」と語った。


