
イングランドの名門アーセナルの将来を担うDFマーリー・サモンが、17歳の誕生日を迎えた同日に初のプロ契約を締結しました。
アーセナルは30日、サモンとプロ契約を結んだことを公式発表しました。2019年にアーセナルの名門ユースアカデミー「ヘイル・エンド」に加入して以来、7年という月日を経てついにプロへの切符を手にしました。
サモンは契約に際し、「本当に大きな意味があります。多くの努力を重ね、時には辛い瞬間もありましたが、今はただ誇りに思います」と心境を語り、「家族も多くの時間と労力を捧げてくれました。この契約は私だけでなく、家族のこれまでの努力に対する報いでもあります」と感謝の意を表しました。
元々攻撃的なポジションでプレーしていたサモンですが、アカデミーでの育成プロセスの中でDFへとコンバートされ、その才能をさらに開花させました。
昨シーズンには、わずか16歳という若さでアーセナルのトップチームの舞台を踏んでいます。昨年12月のUEFAチャンピオンズリーグ、クラブ・ブルッヘ戦では、後半38分にベン・ホワイトと交代で投入され、鮮烈なプロデビューを果たしました。チームはこの試合で3-0の快勝を収めています。
その後も、プレミアリーグのブライトン戦でベンチ入りを果たすなど、トップチームの戦力として着実に存在感を示し、チャンピオンズリーグの試合にも度々帯同してきました。
今年3月に行われたFAカップ5回戦のマンスフィールド戦では、ついにトップチームでの初先発を飾り、2-1の勝利に貢献しました。それ以前にもポーツマスやウィガンといった強豪相手にFAカップの舞台を経験しています。
トップチームでの経験について、サモンは「ピッチの中だけでなく、選手たちがどのように試合へ向けて準備し、行動するのかを深く学べます」と振り返ります。「直接間近でプレーを見ることで、非常に細かな部分まで吸収できる。何にも代えがたい貴重な経験です」と語りました。来る新シーズンに向けて、「最高のスタートを切れたと感じています。これからはシーズンを通してより積極的に挑戦していきたいです」と力強い意気込みを見せています。
現在イングランドの年代別代表でプレーするサモンは、イングランド国籍を保持していますが、父親がジャマイカ系、母親がモーリシャス系というバックグラウンドを持っており、将来的にジャマイカ代表やモーリシャス代表を選択する可能性も秘めています。


