
イングランド・プレミアリーグのアーセナルが、移籍市場の締め切り直前までアトレティコ・マドリード(スペイン)に所属するフリアン・アルバレス(26)の決断を待ち続けています。
イギリス紙「タイムズ」は1日、「アーセナルはアルバレスが自身の将来について決断を下すのを待っている。同時に、オリンピック・リヨン(フランス)のベルギー代表ウィンガー、マリック・フォファナの獲得交渉を本格化させる準備も進めている」とし、「アーセナルはアルバレスが移籍に同意した場合に備え、即座に動けるようアトレティコと交渉を行ってきた。アトレティコはアルバレスのバルセロナへの移籍は拒否した状態だ」と報じました。
欧州サッカーの移籍市場はリーグごとに異なりますが、プレミアリーグ基準では2日の午前7時(現地時間)に締め切られます。残り約12時間となった中、各クラブが土壇場での補強を成功させるべく、ピッチ外での動きを急速に活発化させています。

現在、最も熱い注目が集まっているのはアルバレスの去就です。今夏の移籍市場における最大の目玉の一人であるアルバレスは、かねてよりバルセロナへの移籍を公言し強く望んでいたものの、最終的に交渉は破談となりました。その後、アトレティコに復帰してビジャレアル戦に出場したものの、サポーターから激しいブーイングを浴びせられ、最近ではトレーニングも欠席するなど、依然として移籍への強い意志を示し続けている状態です。
宿命のライバルであるバルセロナへの移籍が不可能となった状況で、アーセナルへ移籍する可能性は残されています。アーセナルは最近、ガブリエル・ジェズスをバルセロナへ放出することを決定し、アルバレスのための登録枠(ポジション)を事前に空けておきました。選手本人はアーセナル行きに対して消極的であるとも報じられていますが、クラブ側は万が一の“大逆転劇”に備え、迅速にすべての手続きを進められるよう入念な準備を整えています。もしアルバレスの移籍が実現しなかった場合は、代替案としてフォファナの獲得に本格的に動くものとみられます。
結局のところ、移籍市場のカーテンが閉じる最後の瞬間まで、その結末は見通せない状況です。今夏、フットボール界を最も熱く揺るがしたアルバレスの移籍サーガ。その劇的なエンディングに対し、世界中から熱い視線が注がれています。



