
イングランド・プレミアリーグ(EPL)のアストン・ヴィラが、チームの看板ストライカーであるオリー・ワトキンスをサウジアラビアへ放出し、新たに「セネガルの特急」と称されるニコラス・ジャクソンを獲得するという、攻撃陣の大幅な再編に乗り出しました。
英スカイスポーツは27日、アストン・ヴィラがワトキンスをサウジアラビアのアル・ヒラルへ売却することで最終合意に至り、彼の代役としてチェルシーからFWジャクソンを獲得する予定であることを報じました。なお、ワトキンスの移籍金は5000万ポンド(約942億ウォン)規模と伝えられています。
アストン・ヴィラ側は当初、イングランド代表の重鎮であるワトキンスを放出する計画を立てておらず、以前アル・ヒラルから届いた獲得オファーも一度は拒否していました。しかし、ワトキンス本人にサウジアラビア移籍の強い希望があったこと、そしてアル・ヒラルが提示額を上乗せした再オファーを敢行したことにより、クラブは最終的に放出を決断した模様です。
ワトキンスの抜けた穴を埋めるのは、セネガル代表FWのジャクソンです。アストン・ヴィラはジャクソンの獲得についてチェルシーと合意に至っており、移籍金は付帯条項の達成次第で最大6500万ポンド(約1224億ウォン)に達する見通しです。これはチェルシーが設定していた評価額と同水準です。アトレティコ・マドリードもジャクソンの獲得を熱望していましたが、スカイスポーツの分析によれば、アストン・ヴィラ並みの高額な移籍金条件を提示することは困難であったと見られています。

ジャクソンがアストン・ヴィラに移籍すれば、かつて師事した馴染み深い指揮官と再会することになります。ジャクソンはビジャレアル(スペイン)でプレーしていた当時、現在アストン・ヴィラを率いるウナイ・エメリ監督の指導下で大きな飛躍を遂げました。
2023年にビジャレアルを離れてチェルシーのユニフォームに袖を通したジャクソンですが、昨シーズンはドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンでレンタル生活を送っていました。当時の契約には、一定の出場回数を満たせばバイエルン側が5625万ポンドで完全移籍を敢行しなければならない買い取り義務条項が含まれていましたが、出場条件を満たせなかったため完全移籍には至りませんでした。
チェルシーは今夏、ジャクソンを再び戦力構想から外し、整理対象としてリストアップしていました。スカイスポーツの報道によると、チェルシーは今回の移籍市場において、ジャクソンとリアム・デラップの双方を売却する計画を立てていたといいます。
結果としてアストン・ヴィラは、チームの主砲だったワトキンスをサウジアラビアへ送り出す決断を下しましたが、エメリ監督との連携を熟知するジャクソンを連れてくることで、最前線の攻撃陣に新たな活力をもたらすことになりそうです。



