
開幕から深刻な未勝利が続くトッテナムの現状
昨夏の移籍市場で約3億ポンド(約5500億ウォン/約550億円)という巨額を投じて戦力補強を敢行したトッテナム・ホットスパーが、プレミアリーグ(PL)で苦境に立たされています。開幕から3試合を消化した現在、未勝利かつ0得点という成績でリーグ17位に沈んでいます。韓国のスポーツニュースでも「巨額投資の裏切り」と報じられるなど、ファンの間ではチームの戦術的・精神的な立て直しを求める声が高まっています。
デ・ゼルビ監督が語る新戦力への信頼
来る13日に予定されているエヴァートンとの第4節を前に、ロベルト・デ・ゼルビ監督は記者会見に応じました。注目されているのは、多額の移籍金で迎え入れられた新戦力たちのパフォーマンスに対する指揮官の評価です。
デ・ゼルビ監督は、サンドロ・トナーリ、アンドリュー・ロバートソン、マルコス・セネシ、マテウス・フェルナンデス、サヴィオ、オマル・マーモウシュら、新加入選手の能力に疑いの余地はないと明言しました。「彼らの能力を確信している。たとえ現時点で結果が出ていなくても、私の評価が変わることはない」と語り、選手たちへの揺るぎない信頼を強調しています。

求められる戦術の改善とメンタリティの改革
前節のノッティンガム・フォレスト戦では、試合中に選手交代を繰り返すなど柔軟な対応を試みたものの、得点を奪うことはできませんでした。デ・ゼルビ監督は「現状には満足していない」と認めつつも、チームに必要な要素として「より大きな勇気とエネルギー」を挙げています。
トッテナムは昨シーズンも17位と低迷し、降格の危機を経験しました。シーズン途中に就任したデ・ゼルビ監督の下で何とか残留を決めましたが、2年連続の17位という事態は、クラブの再建がいかに困難であるかを示しています。
専門家が指摘する「資金力」以上の課題
イギリス公共放送BBCのサッカー主任記者、フィル・マクナルティ氏は、今回のトッテナムの現状について厳しい分析を行っています。「デ・ゼルビ監督は選手たちの意識の中に力強さとタフさを植え付けなければならない。これは小切手帳を振って補強するだけで解決できる問題ではない」と指摘し、単なる戦力補強を超えた、チームとしての精神的な変革が必要だと警鐘を鳴らしました。
過去2シーズンにわたる「敗北と絶望の連鎖」を断ち切れるか。エヴァートン戦は、監督の掲げる信念が結果として結実するかを占う重要な一戦となります。


